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裏次元さんの怖い話|般若のお面にまつわる怖い話

      2016/03/28

<裏次元さん投稿ありがとうございます>

私のおじいちゃんは珍しいものが大好きです。

おじいちゃんの家へ行くといつも怖かったのを覚えています。棚には数多くの達磨で埋め尽くされ、壁には掛け軸、剥製(鷹、亀)、女性の人形(フランス人形、和服の女性)とにかく気味が悪かったです。

その中で異彩を放つほど怖かったのは『般若の面』でした。壁にかかっていて近づかなくても殺気を感じるのです。

子供の私は引き込まれるようにその般若へと歩み寄り、手にとりとうとうかぶってしまいました。

怖いのにどうしてと思いふと我に還り般若の面をはずそうとする。しかしはずれない!

それとともになま暖かいものを顔に感じた紛れもない血だった。

それも顔に般若の面が吸いつくようにいや吸収されるようにどんどんキツくなってくる、

ワァ!

と言うと私はおじいちゃんのあぐらの上で寝ていた。

「おじいちゃんあの、あれが怖いよ!はやくはずそうよ!」

私は必死だった。するとおじいちゃんは私に「まだ小さいからわからんだろうがあの般若の面はなぁ、昔かぶったものがはずれなくなり怖くてそのまま自分の顔を剥いで死んだそうなんだよ。捨てるにも怖くてなぁ…」

私はあの面をおじいちゃんと一緒に見るとしっかりと皮がまだついていてヒヤッとしてしまったのを今でも覚えています。

 

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