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白金にまつわる話|ラブホテルに現れた霊の話

      2016/03/28

知る人ぞ知る港区の白金トンネル。幽霊が出るって有名な場所だ。

実際、なんか気味が悪いんだよね、あの辺って。(住んでる人ゴメン)で、この間叔父さんから聞いた話。

都内で小さな商店を持ってる叔父さんは、その夜、店も終わり、仕事関係の人に持っていく物があったので、車で五反田に向かった。

途中、いきなり尿意をもよおしたが我慢していた。とうとう我慢できなくなり、白金トンネルの近くで車を停め、東大の研究所の裏あたりの藪の中に入っていった。俺なら行かないけどね。

東大の研究所ってものすごく広くて、確か昼間は植物園ってことで一般の人も入れてたと思う。

周りはずうっと金網で囲われてて、鬱そうとしていて、昼でもちょっと怖い。でまあ、叔父さんは人目を避けて、藪の中で用を足してたわけだ。

ほっとしていると、足元でかさかさ音がする。まさか蛇じゃないだろうなと、さっと緊張したが、見ると何かが動いている。

暗くてすぐには分からなかったが、よく見てみると、マンホールのふたぐらいのでっかいコマがぐるぐる回っていたという。

模様というか、柄がなんとも古臭いコマだ。
「!!!!?」
叔父さんはものすごい恐怖心におそわれ、一目散で車に戻り、仕事も忘れ、家にすっ飛んで帰ったそうだ。

その話を聞いて、俺は「それってUFOなんじゃない?」って言ったんだけど、「いや、あれは間違いなくコマだった」って。

でも何で…
調べると、江戸時代あそこらへん一帯が処刑場だったってことは分かった。そのことをこの正月に友人に喋ったら、「そうか…」ってだまりこんじゃった。なんでも、白金の有名な「Mホテル」に彼女と泊まったときにとんでもない経験をしたというのだ。

そいつが彼女とメシを食って、青山のクラブで遊んだあと、その「Mホテル」に泊まった。

まあ、Hしてそのまま寝たわけだな。

すると、夜中にそいつはふと目がさめた。

何か音がする。

寝ぼけた目であたりをうかがうと、洗面場でだれかが手を洗ってるような気配がする。頭だけ起こして洗面場のほうを見ると、くもりガラス越しに人の影が見えた。

そいつはとっさに、だれかが部屋を間違えて入ってきたに違いないと思った。

が、鍵をロックしたことを思い出し、とたんに恐怖心におそわれた。瞬間、金縛りになってしまった。

隣の彼女を起こそうとしたが、体が動かず、声も出ない。

すると、部屋の隅のほうで視線を感じた。目だけ動かしてそっちを見ると、そこに、ざんばら髪の落ち武者の首が浮かんでた。

口の端から血を流し、目は真っ赤に充血している。

「ギャーッ!」

心の中で叫び声を上げると、その首がビューッと自分のほうへ近づいてきた。そして、目の前でピタリと止まり、「おのれええ」といったという。

そいつはそのまま失神してしまった。

翌朝目がさめるとそっこうでチェックアウトしたという。

彼女には何も話さなかったそうだ。そいつは今でもその首が頭にこびりついて離れないといっていた。

以上、白金にまつわる俺が聞いた話。

スレ違いかもしらんが、白金の「Mホテル」には行かないように…

実話です。

 

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