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殺される|知らない人に迂闊に声をかけてはいけない話

      2016/03/28

十年ほど前の話です
姉が「ビデオを返してくる」と言ってウチを出ていったのは夕方の6時半ごろでした。季節は冬の始まりぐらいでもうだいぶ暗くなってきていました。

それから十分ほどたったでしょうか。

いきなり玄関の方で誰かが乱暴に扉を開けて入ってきました。

入ってきた人は号泣しています。

急いで行ってみると、姉が顔面血まみれになって泣いていました。

取りあえず家に上げて、血を拭いてやり医者である父が傷を見て「血は出てるがたいした傷じゃない」というのを聞いて一安心。ようやく落ち着いてきた姉に何があったのか聞いてみました。

姉がウチを出てレンタルビデオ屋に行く街灯もほとんど無く人通りも少なく舗装もされてない道をしばらく進むと、道の真ん中に何かを見つけたそうです。

よくよく見てみると……それはこっちに背を向けてうずくまっている人でどうやら中年の女の人だったそうです。

あたりには誰もおらず、道の真ん中でうずくまっているその人は何か奇妙な感じがしたそうなのですが、姉は一応自転車を降りてその人に「どうかしたんですか?」と話しかけたそうです。

すると、そのおばさんはいきなりすっくと立ち上がりこちらを振り返るやいなやゲラゲラ笑いながら石を投げてきたそうなのです。

その内の一個が姉の顔にあたり血が出てきたそうです。

姉は驚愕しつつも、「殺される!」と思いその場からダッシュで逃げたそうですが、おばさんはしばらく笑いながら追っかけてきたそうです。

僕はその後自転車回収もかねて現場の偵察に行ったのですが自転車があるだけで、そのあたりにはもう誰もいなかったですが道路には血の跡がありました。

今でも忘れられないです

 

 - 猟奇的な話