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人から聞いた話。戦争当時、彼は飛行機乗りだった。

      2019/09/13

人から聞いた話。

戦争当時、彼は飛行機乗りだった。

海上で敵戦闘機との交戦がはじまり、彼は必死で戦った。

気がつけば周りの友軍機は次々と撃墜され、ついには自分ひとりになる。

彼はなんとか雲の中へと逃げ込み、敵の追撃をまぬがれた。

しかし雲から出てみれば自分の現在地がよくわからない、必死でまわりを見渡すと、さきほど撃墜されたはずの友軍機ががいる。

「よくも、無事で」

と思っていると

「こっちだ」

といわんばかりに友軍機は旋回を始めた。

その友軍機に付いていくと間もなく飛行場が見え始めた。

着陸しようと機の体制を変えているとと、さっきまでいた友軍機がいない事に気付く。

変に思ったものの、ひとまず着陸を終えた。

それからしばらくさきほどの友軍機の着陸をまつが、降りてこない。

不思議に思い、近くにいた整備兵に尋ねて見ると、彼以外に先にも後にも誰も帰還していない事を聞かされる。

それから何日か後に彼のいた飛行隊は彼以外は全員戦死したとの報告をうけた。

 

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