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あの日のまま

   

東北地方であった実話

実家が東北の沿岸なのでそこの話しおば

ドラッグストアに向かう母の霊




とある葬儀屋で働いていたAさんは人手が足りないとのことで隣町に行っていた。

手伝いも終わり出張から帰るため夕方海岸沿いの国道を車で走っていた。

周りも暗くなり津波の影響で、更地になったこの場所では明かりもほとんどなかった。

建物が多くあったであろう市街地だった場所に来て道端に人が立っているのが目に入った。

違和感を覚えたが何かあったのかもしれない。

そう思ったAさんはその人に声をかけてみることにした。

近づいてみると若い女性だった。

A「どうしました?」
女性「子供を迎えにいかないと」
A「場所はどこです?」
女性「○○のドラックストアです」
A「近いですね 送りますよ」

そして女性を送ることにした。

終始無言の女性に違和感を感じながら走ること数分

A「着きましたよ」

声をかけ振り向くと女性はいなかったそうです。

そして、後部座席はなぜか水で濡れていたと…。

そのドラックストアは震災のとき多くの遺体が発見された場所だったそうです。

トンネルの中で

その話を聞いた私は翌日更地になった場所へ足を運んだ。

そこは通学路であったりよく友人の家へ行くときに使った道だ。

海沿いをぐるりと周りよく海水浴を楽しんだ浜にたどり着いた。

その浜には隣の浜に繋がる人一人がなんとかすれ違える程度のトンネルがあった。

ここを抜ければ近道だ 山をぐるり周るのが面倒だった私はトンネルをくぐることにした。

案の定トンネル内部は震災の時のままだった。

床には海中の泥が…点々とあった照明はすべて破損していて真っ暗だった…。

そのトンネルは湾曲しており出口が見えないようになっていた。

「しまったな…」明かりとなるものを持っていなかったので壁伝いに進むことにした。

しばらくして携帯の光を使えばいいのではと今更ながら思い携帯のカメラ機能をONにしライトをONにした。

すると床に人の顔があった

正直焦った

携帯もすぐに仕舞った

が、この状況なので走るわけにもいかず確実に一歩一歩進んだ。

トンネルを抜け日の光にあたり自分が冷や汗でベタベタなのに気づいた。

おてんとさんの有り難味をしみじみ感じた一日でした。

今までもいくつかの経験をしてきましたが今回は震災原因の話に絞りました。





 

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