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【恐怖の体験】怖さより悲しさを感じる話

      2019/02/09

中学の修学旅行で泊まった旅館は、原爆ドームのすぐ近くで、部屋によっては、窓からドームが良く見える。

で、私達の部屋からも木々の間からドームが見えた訳なんだけど、真下を見ると狭い墓地になっていて、墓がビッシリ。

中学生の私たちは面白がって窓辺に座って写真を撮ったり、心霊写真狙いではしゃいでたんだけど、すぐに隣の部屋の子が慌てて入った来たのね。

「トイレのドアが開かないから貸して!」

建て付けの悪い旅館だなっと思ったんだけど、友達が言うには、

「中からドアを叩く音と水が流れる音がするの!」

もうみんな一斉に、我先にと隣に走った

でも、何も音がしないし、ドアも普通に開くんだよ。

その子達が私達を脅かす為に嘘をついたんだと思って、興ざめして部屋に帰った。

その日は期待してたようなことは何もなく、終わろうとしてた。

でも夜になって、友達に起こされて目覚めた。

友達は凄い顔して足元を指差してる。

見ると、ボロボロで焼け焦げた人の集団がこちらを見ている。

今にも襲って来そうな勢いで。

それは原爆記念館で見た被爆者に似ていた。

でも、記念館の人形よりも全然痛そうで苦しそうで、私は怖いよりも悲しさで胸が張り裂けそうになった。

この中学の時の体験から7年?

今年心霊特集の番組を見ていたら、男性タレントがほぼ同一の体験談を話していた。

ドーム近くの、真下に墓地のある旅館。

被爆者が足元に。

ぞっとした。

 

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