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【恐怖の体験】建築中のマンションから見た景色

      2019/01/04

中学生のとき仲良しの友達と二人で家から少し離れた所で遊んでいて、誰もいない、建築途中のマンションを見つけて中に入り込んだ。

一番奥の部屋のドアが開いていて、中に入り、ピザまんとコンソメパンチ(ぽてち)と苺牛乳を食べていると、友達が川の流れる音がすると言い出した。

たしかにそんな音はするが、その近くに川はなかったので、そんなはずはないと自分は言う。

すると友達は窓の外を見に行って

「ほら川があるじゃない」

と言った。

私も窓から外を見ると、本当にその下を、谷に囲まれたゆるやかな緑色の川が流れていた。

ああ、ここには川があるんだと納得し、暗くなったのでその日は帰ることにした。

それから何週間かして、同じ友達とまたあのマンションへ行く事にした。

しかし二人でずいぶん探したが、そのマンションは見つからない。

それでも自転車でぐるぐるまわっていると、梨園の木の根本に何かゴミが落ちている。




よく見ると、私たちの好物ピザまんとコンソメパンチ(ぽてち)と苺牛乳の空き袋だ。

そうだやっぱりこのへんにマンションがあったはずなのに、とわたしたち二人は確信したが、一帯が梨園ばかりでマンションなんか建っているはずも無い雰囲気だった。

釈然としないまま家に帰った。

その後私はずっと同じ地元に生活しているが。

あの場所にマンションが建つ事も、もともと近くに川が流れているということもない。

当時子供と言っても中学生だったのである程度の分別はあったと思う。

あの建築中のマンションは本当にあったのか。そこから見た川は地図にはないわけだがどうして私たち二人の目に見えたのか。

あの場所がなんだったのか





 

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