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【恐いい話】見るに見かねて助けてくれた旧帝国海軍の英霊

      2018/12/14

皆様、マラッカ海峡ってご存知でしょうか?

世界銃にいくつかある国際海峡の一つです。

場所はご自分で地図で調べてください。

だいたい、シンガポールからオーストラリアのポートダーウィンに向かって視線を走らせれば、確実に見つけられると思います。

ここ、国際海峡なため各国の船の通過が自由です。

しかも回りの国は政情不安。

ですから、今の時代なのにやたらと海賊船が出没する事で有名です。

その、いまどき珍しい日本船籍の貨物船も運悪く海賊に目を付けられてしまったのです。

気がついたときにはそうとう近づかれてしまっており、もう引き離せません。

無線室が運良く近くを航海中の何処かの国の軍艦と交信でき、助けを呼ぶ事だけは出来たのですがもはやどうやっても間に合わない、そんな状況でした。

取り敢えず、日本人船員達と外国人船員達があまり効果は無いとはいえ、何もしないよりはマシと船の後部!甲板から高圧の放水を行い、海賊船を引き離そうとしますが、そこは向こうも慣れた者、やっぱり上手く行きません。

遂に乗り移られるか、と思ったその時、突然海上に威嚇射撃の砲声が響き渡りました。

同時に、海賊船の後方から物凄いスピードで何処かの軍艦が走ってきます。

当然の事ながら海賊線はその場で遁走、貨物船は無事に済みました。

件の黒い船は、見事な操船で貨物船の横から等距離にならぶと、(偉く古臭いデザインの軍艦だったそうです)サーチライトを使った和文モールス




「無事か?」

と聞いてきました。

無論、助けてもらったおかげで被害は一切有りません。

「無事だ」

と返信すると、艦橋の上にいた人間が敬礼してきました。

貨物船の艦長、取り敢えず敬礼を返しますが何か変だと言う気分が抜けません。

その船はあっという間に加速すると貨物船を追い越していきました。

………船尾に旧帝国海軍の軍艦旗である旭日旗をはためかせながら。

何処かの国の軍艦の悪戯だったのでしょうか?それとも………。

でも、前の戦争の英霊達が見るに見かねて助けてくれたと信じたい気がします。





 

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