アクセスランキング

【恐いい話】最後の寝床と仲良し夫婦

      2018/11/02

親父は数年間癌と戦っていて4年前に無くなりました。

末期になって医者からあと3月持つかどうか分からないと宣告されたときに私は週に何回も実家に戻って実家から病院に通っていました。

ある日、もう最後なのだから一時実家に戻って毎日通おうと思うようになりました。

でも実家の母は病気がちで掃除などもあまりせずに布団も汚いままだったので、私が寝るための布団を一式買って実家に戻りました。

その日の夜です。

私が病院から一旦家に戻ってその布団で寝ていたときに親父が死んだと病院から連絡がありました。

各局その布団には遺体となった親父が実家に戻ってから寝るためのものとなったのです、

親戚にその話をしたら

「親父は最後に長男が暖めた新品の布団で寝れて良かったな」

と涙ながらに話をしていました。

病気がちの母はその10日後に脳溢血でなくなりました。




悲しいですけど、一人になる母が心配でたぶん親父がつれていったのだと思うようにしています。

母は最後に顔からトイレの床に倒れたのですが、顔に傷ひとつありませんでした。

死の状況の検視をした人は

「普通このような倒れ方をすると顔がぐちゃぐちゃになるのに、きっとお父さんが支えてくれたんだよ」

と言ってくれました。

私の所から一度に二人共いなくなってしまいましたが、今でも二人で手をつないで私たちのことを微笑みながら見ていてくれていると思います。




 

 - 超常現象, 金曜日の恐い話