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【恐いい話】合格発表と祖父の死

      2018/11/30

中三の冬に、祖父が肺炎で入院した。

高校受験を控えていた俺は、受験勉強の合間に何度か祖父の見舞いに行った。

鼻や口に管をたくさん付けられて、ベットに寝かされた祖父の姿は、とても苦しそうで、かわいそうだった。

祖父の容態を心配しつつ、受験勉強を続け、いよいよ第一志望校の試験日をむかえた。

残念ながら、試験は散々な出来だった。

俺は暗い気持ちで合格発表を待つことになった。

一方、祖父の容態は徐々に悪化していった。

そして、第一志望校の合格発表の二日前に、とうとう祖父は亡くなった。

合格発表の日と、祖父の葬式の日が、偶然重なることになった。




祖父の葬式を終え、家に帰ると、試験結果の通知が届いていた。

結果は、合格だった。

きっと祖父が合格させてくれたに違いない、と思った俺は、祖父への感謝の気持ちが重なって、葬式の時よりも泣いてしまった。

今でも祖父の仏壇に線香をあげるときには、この事を感謝しながら手をあわせている。

じいちゃん、ありがとう。





 

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