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【恐いい話】人懐こい猫の転生

   

前に住んでいたアパートによく遊びに来るノラ猫がいました。

体全体が黒で胸から腹にかけてと手足の先だけが白い猫でした。

とても人なつっこくていつも部屋の中まで入ってきてました。

ある日、スーパーで買い物をした帰り、なぜかふっと気になり、いつもと違う道を帰りました。

いつもの道とその日帰った違う道はどちらも同じくらいの距離でどちらが特に近道、というわけでもありません。

でもなぜかいつもの道に向けかけた体を方向転換してまで違う道を帰ることにしたので自分でも妙な気分でした。

そしてアパートの近くまできて分かったのです。

道の真中であのノラが死んでいたのです。




車にひかれたんだと思います。

お腹から血が流れていました。

きっと自分の最後の姿を見てもらいたかったのかな、とその場で手を合わせました。

そしてその少し後に私は別の場所に引っ越しました。

ある時、部屋に帰ってくると1匹の猫が

「ニャー」

と近づいてきました。

その時、すごく驚きました。

なぜならあのノラとそっくりだったからです。

でも違うのは、飼い猫のようで赤い首輪をしていることと、ノラより少しスリムな感じなところです。

でも体の模様はノラととてもよく似ていてぱっと見はほぼ同じ模様でした。

しかも人なつっこいところもよく似ている。

それからはその猫も私の部屋までよく遊びにくるようになりました。

あのノラとは別の猫だということは分かっているけどとてもよく似ているので、私は勝手にこの猫はあのノラの生まれ変わりなのかな、と思うことにしています。





 

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