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【怖い話】立っとるだけで気色ん悪かのがぼろぼろ

   

親父が先日同窓会から帰ってきて、テレビ見がてら話したこと。

父の同級生の一人は土建屋を営んでおり、地元の山奥にある土地の一角を整備して欲しいとの依頼があった。

山深いそこに作業員と一緒に重機を運び、さて仕事に取り掛かろうかと思ったら、ユンボを操作する人が青ざめた顔で

「社長、ここはいかん!ここに立っとるだけで気色ん悪かのがぼろぼろ出てきよる!ここに手ぇばつけちゃいかん、はよ帰らな!!」

と食い下がり、あまりに切迫した様子と、実はこの土地について気にかかる話を聞いていた社長は作業に取り掛からずに重機を引き上げ作業員たちと帰った。

その土地は以前古いお寺があり、大きな墓地があったという。




そして、その土地をならすよう仕事を依頼された最初の土建屋の社長が死に、その後も二件の土建屋で死亡者が出、父の同級生が頼まれたのは四件目だった。

その作業員は、その話を全く知らず、現場で非常に強い何かを感じ取って社長に訴えたのだ。

「いや、もうあそこの依頼は絶対受けん。死んでしもたら恐ろしかもんな」

と、同級生は父に話したという。

怪談としてスタンダードな話だけど、そこが本当に山深いとこだって知っているのと、あといくつかその土地に似たような話があるというのでゾッとした。

いやだな、離れてるとはいえ同じ町内だよ。

そして気になるのは、先日菩提寺の住職に寺の由来を尋ねたら、

「以前はもっと山の上にあった寺だが、戦が起こり、当時の住職は兵に斬り殺されてしまいました。その後山のふもとに移築したのです」

もしかしてその寺じゃあるまいな…。




 

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