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【怖い話】無くした人形が見つかったのに…

   

小学校2年生の頃、学校が終わると家に1度帰ってから近所の森みたいに木が鬱蒼としている公園で時計がなかったので、いつも暗くなるまで遊んでいました。

ある日、マコちゃんがいつも持っていたおさげ髪でピンクのスカートをはいている人形を公園で無くしたと言い、2人で探す事になりました。

マコちゃんはブランコ乗るときに持って来たから絶対に公園の中にあると言い張りました。

公園は木に囲まれていて真ん中に遊具が(ブランコ、滑り台など)があるつくりです。

いくら探しても人形は見つからず、周りが暗くなってきたので2人はあきらめました。

私は本当はマコちゃんが家に置いてきたんだと思ってマコちゃんに

「きっとお家にあるよ」

と言って慰めました。

でも彼女はしきりに首を振り

「絶対に持ってきた」

と繰り返していました。

私は自転車に乗って家に帰えり、いつもの様に物置に自転車をしまおうとガラガラとドアを開けると私の自転車を置くスペースに(兄と妹の間)にお下げ髪の人形が枯れ葉にまみれて落ちていました。

私は怖くなって大声で叫ぶとおばあちゃんがビックリして見に来てくれ私は何があったか小学2年生なりにきちんと説明しました。

おばあちゃんはその人形を拾って枯れ葉を落としてきれいにすると私の自転車のカゴに人形を入れました。

私は気持ち悪くて触れずそのまま物置に置いてドアを閉めました。

その後、ご飯を食べたり、テレビを見てなぜかすっかり人形のことは忘れておばあちゃんとお風呂に入って寝ました。

おばあちゃんも人形のことについては一切、話題にしませんでした。

次の日、学校でマコちゃんに

「人形、あったよ」

と言うとマコちゃんが

「えっ、何で知ってるの?」

と言い

「やっぱり家にあったの。でもドロドロで葉っぱもいっぱい付いてて足がかたっぽ無かったの」

と暗い顔で言いました。

「犬がやったみたい…」

と今にも泣きそうでした。

私は一瞬にして物置での光景が目に浮かび、確かにカゴに入れてドアを閉めたのに。

私の方が泣きそうになりました。

急いで家に帰っておばあちゃんを引っ張って一緒に物置に行って見るとカゴの中に人形はありませんでした。

私が怖くて泣き出すと訳がわからないと言う顔でおばあちゃんが

「どうしたの?」

と聞いてきました。

私はここにあるはずの人形がマコちゃん家にあった、でも昨日はここにあったと一生懸命説明しましたがおばあちゃんは昨日は物置に来ていないと言いました。

じゃあ、あれはなんだったの?

未だに忘れられません。

両足とも揃った人形があったのに!!

夢?それともおばあちゃんがウソついてるの?

 

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