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【怖い話】指ほしいオッサン

      2018/10/13

中学生の頃、町の夏祭りに友人と夜遅くまで遊んでた。

もう日付がかわる頃、

「もう、ねみ~し帰るべ」

って事になりお開きになった。

帰り道、細い道を友人と二人で歩いてると、前からこちらへ歩いて来る人がいた。

どうも酔っ払ったオッサンらしく、ひょこひょこと正に千鳥足だった。

絡まれるとウゼーと思い、二人で道の端により道を譲ろうとした。

オッサンは立ち止まり俺等を虚ろな目で見た。

そしてゆっくりと口を開き、幼児の様な高い声で、




「指・指、欲しい」

と言って、背中に隠してたらしいナタを出してきた。

俺等一目散に今歩いてきた道引き返したんだが、オッサンも後からついてくる。

途中、二手に別れて逃げたがオッサンは俺の方には来なかった。

数日後、別の道を逃げた友人の指二本取られてた事を知った。





 

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