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【怖い話】占い師をからかうつもりが自分の存在を認識してしまった話

      2017/02/19

ある夜、薄暗い道をほろ酔い加減の男が歩いていた。

男が歩きながらふと横を見ると、

50がらみの男が椅子にすわって本を読んでいた。

男の前にある机には「占」とかかれた紙が貼られ、水晶玉が置かれている。

男は占い師のようだ。

男は好奇心から占ってもらうことにした。

男は机の前の椅子に腰掛け、言った。

「うちの弟のことを占ってほしいんだけど」

占い師は頷き、弟の名前と年齢を聞いて来た。

男は自分の名前と、5年後の年齢を答えた。

男に弟はいない。

少しからかうつもりだったのだ。

「○○××さん、28才でよろしかったですよね?」

占い師は確認し、水晶玉に手をかざして占い始めた。

が、途中で顔色が変わり、

周りに積み上げられている本を片っ端から調べ始めた。

ひととおり調べてしまうと占い師は汗をふきふき男に尋ねた。




「失礼ですけど、○○××さんはご健在ですよね?」

「元気ですよ、失礼な」

そういうと占い師は、

「弟さんに、体を大事にするように言って下さいね」

と何回も繰り返し始めた。

「どうしてそんな事を…」

男はたずねた。

「貴方の弟さんね、占いの結果だとね、5年前の今日に亡くなってるはずなんですよ」




 

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