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【怖い話】京都のある町工場が絶対に残業をさせない訳

      2016/10/23

京都の町工場にバイト行ってた時の事。
社長夫妻と従業員が2人。
バイトは新人の俺以外に一人だけ。
毎日、7時から仕事でプラスチックの成型なんかやってたんだけど、死ぬほど忙しくても、5時にはぴったり終わる。
そのことには俺的に何にも考えてなかったんだけど、採用5日目くらいにどうしても時間が足りないという事で、社長が4時ごろから金型と材料持って、近所の工場で打たしてもらうとか言って、従業員の一人軽トラ乗って出て行った。

自分とこで作ったらいいのにとか思ってたら、5時が来て奥さんが

「はい、お疲れさん」

とか言って、いつも通り終わった。
俺は

「社長は帰ってきませんの?」

と聞いた。

奥さんは

「今日は8時頃までかかるから、直帰するらしいで」

とか何とか言って、

「はよあんたらも帰りや、暗なんで~」

ゆうて、(このセリフは毎日の事)俺らをとっとと追い出した。

バイトのもう一人は3時頃帰る契約の奴だったんで、普段からあんまり仲良くは無かった。

で、結構無口の従業員のおっちゃんになんとなく

「忙しいんやったら、残業したらええんちゃいます?」

ゆうたら

「せやから社長と○○君がやっとるやんけ」

と返ってきたんで

「いや、なんでよそでやるんですか?自分とこでやったらええですやん」

と更に返した。そしたら

「アホか、そんなもん怖いわ」

と言われた。

で続けて

「お化けなんか見たないわ」

とか言って笑った。




…長くなるんで、省略

ようは、そこの工場は暗くなると時々男の幽霊が出るらしい。
社長夫妻は何回か見たけど契約とかお金の事もあり出れなかった。

で、明るいうちは絶対に出ないと言う事に気づき残業はやめたらしい。
俺もその話を聞いて、すぐ辞めた。

京都府南部の某町工場にて5年前の事。





 

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