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【怖い話】ノートに書いてあるあり難い忠告

   

遅い夏休みとって、彼女と隣の県の花火大会に行った。

日本有数の花火大会。

俺は死ぬほど感動したんだけど、人ごみ嫌いな彼女はちょっと不機嫌。
帰り道はとてつもない渋滞だし。

どっかのホテルで適当に泊まって、次の日は観光する予定だった。

だけどラブホが一切空いてない。

そりゃーそうだ…。

海沿いの国道にでて、道路沿いのラブホを探すことに。

やっと空いてるホテル発見!一部屋だけ空いてて速攻チェックイン。

またこの部屋が和室でいやーな感じなの。

わけわかんないことにトイレと風呂に行くために5mくらいの廊下がある。

彼女が風呂入ってる間に、ラブホ備え付けのノートを見る。

つまんない俺の趣味。

下手糞な落書きや相相傘なんか書いてあったりして。

なかなか笑える。

で飽きてパラパラやってたら裏表紙になんか書いてある。

よくよく見てみると

「これを見つけたキミに忠告。この部屋おんながでるよ」

って書いてある。

ありがちだし、くだらねーwwて思って俺は全く気にしなかった。

でも極度の怖がりである彼女には黙っておくことにした。

その日は疲れてたから、やることやって俺も彼女もすぐに寝た。

そしたら3時頃彼女が俺を起こす。

「どうしたの」

って聞いたら

「怖い夢見た。お風呂の中から女がドアを物凄い力で叩きながら『あけろー!!』って叫んでるの」

と彼女は言う。

俺はその瞬間一気に目が覚め、今でも鮮明に思い出せるくらいの凄い恐怖を感じた。

彼女はノートを見ていないはずだし、たとえ見ていてもそーゆー悪ふざけをする奴じゃない。

情けない事に俺は、後一時間くらいで朝日昇るから、そしたらすぐチェックアウトしようと考えた。

抱き合って、うとうとしていたら俺は眠ってしまった。

そしたらすぐ彼女がまた俺を起こす。

「ねえ、さっきの夢じゃない。今起きてたんだけど、やっぱり聞こえる」

って言うの

もうその瞬間、彼女に部屋を出ることを提案。

彼女もすぐ承認。

1分かからず退出した。

もう最悪な夏休み。

後日気になって調べてみたら、その部屋ドンピシャで噂の部屋でした。
泊まった部屋の隣でカップルの無理心中あったとかなんとか。

トラウマで古いラブホは入れなくなった。

 

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