アクセスランキング

【怖い話】おばあちゃんの赤い手袋

   

私が中学の時、おばあちゃんが病気で他界しました。

おばあちゃんが逝く前に、病室で編んだという赤い手袋を貰ったのですが、おばあちゃん子だった私にとって、それが唯一の形見となりました。

当時冬だったので、私はそれから毎日その手袋をはめて、自転車で学校へ通学していたのですが、ある日の朝、私はいつも通り赤い手袋をはめ自転車で学校へ。

もう少しで交差点、信号が赤だったのでブレーキを掛けようとしたのですが、手がハンドルから離れません。

というか、手の感覚はあるのですが、赤い手袋が、ハンドルを離してくれないのです。

このままじゃ轢かれる!

と思った時、一瞬おばあちゃんが私を連れて行こうとしているんだなと思いました。




結局、私は車に自転車ごとぶつかりましたが、不思議とどこも怪我もなく、ともかく病院へ行こうという事になり、結局その日は学校を休む事になりました。

しかしその晩友だちから電話がかかってきたのです。

友だちの話では、その日の午前中の授業で

私のクラスの私の席の後ろに座っていた男の子が、突然ナイフを持ち出して、クラスで暴れ出したそうなのです。

先生は勿論、クラスの生徒も数人刺されてその日は授業どころじゃなかったと。

私はゾッとしてしまいました。

もしあの時、普通に学校に行っていたら

その子の前に座っていた私がまっ先に刺されただろうと…




 

 - 超常現象, 金曜日の恐い話 ,