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【ゾッとする話】道に迷った祖母

   

俺じゃなくて、祖母の話。

しかも文章下手で恐縮だが。

祖母の家は関西、うちは神奈川にある。

祖母は実家が近所だったとかで、実家に帰るっていう感覚があんまりなかったらしい。

うちに来るのは実家に帰るみたいで楽しいからって言って、俺が小さい頃から何回もうちに来てくれてた。

もう道も慣れたもので、本人を含めて誰も、全然不安なんて抱かなかった。

それが数年前、うちに来るなり、

「道に迷った」と。

話を聞いてみたら、電車でアナウンスを聞き、駅で看板を確認した上で電車を降りたら、いつも見知った駅じゃなくて、改札がやたらでかくて、あっちこっちに出口があって、ターミナル駅規模の駅だったんだと。

それでも改札を出て、階段を下りたんだが(本当の駅も陸橋の上にある)、その階段は幅がすごく狭くて急だったらしい。

しかもその後、わき道のない一本道がずっと続いていて、それを何キロか延々歩き続けたらしい。

(ちなみに祖母はものすごい健脚で、140cmぐらいしかないのに男並みの速度で歩くw)

困ったなあと思って、近くの店で駅名を出して道を聞いたら、ああもうすぐそこですよ~みたいな答えが返ってきて、実際すぐに知った道に出たらしい。




うちの近辺、人が歩ける道で、脇道がない一本道なんてないのよ。

徒歩圏内じゃなくて、チャリでうろつく範囲にもない。

駅から降りるための急なくだり階段も存在しない。

駅近辺に一緒に行っても、この道だったら迷わない、わかるって言ってた。

第一、そもそも改札が違うって。

一番近いターミナル駅からうちまで歩くのは、さすがに祖母でも無理だし、道がわかるわけがないから、それもありえない。

それ以来祖母は、もう年取ってぼけたのかもしれない、怖いから外に出ないって、遊びに来てくれなくなってしまった。

すごく残念だ。




 

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