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【ゾッとする話】禁断のボロ屋で覚醒…

   

俺が小学生の頃、近所の家が空き家になっていた。

大分ボロ屋で、誰も手入れをしていなかったのか家の周りが草と木で覆われており安易には中に入れなかった。

それを良い事に俺と友人Yはその家に勝手に入って遊び場として使っていた。

玩具を持ち込んだり、漫画を読んだり、お菓子を食べたりする2人だけの秘密基地だった。

ある晩にYの親から電話がかかり、Yが未だ戻っていないと言ってきた。

俺はその日Yとは遊んでおらず、電話では学校以外では会っていないと返事をしたが、気になって懐中電灯を持って隠れ家へ行ってみた。

昼間とは違って真っ暗で、家の中に入るのは勇気がいったが、いつも出入りしている勝手口にYの靴があったため勇気を出して入った。

真っ暗の廊下を進んで一番奥の本棚が並んでいる部屋へ行くと、Yがそこにいた。




しかしただそこにいたのではなく、裸で体中をビニール紐で縛られ、猿ぐつわをかまされていた。

身体のあちこちに叩かれたような跡があり、特に尻周辺が真赤に腫れていた。

俺は最初ぐったりしているYが死んでいるのかと思ったが、気を失っていたのか眠っていたのか、身体を揺り動かすと動いたため紐を解いた。

その後Yは何も言わずに服を着て一人走って家を出て行き、当時何もわかっていなかった俺はそのまま自分の家に帰った。

その事についてYから口止めされたわけではないが、ボロ屋で遊んでいた事がばれるのが恐かった為誰にも言わなかった。

そんな事があってから、Yは俺を避けるようになっていた。

いや、俺だけではなく誰とも会話をしない様になっていた。

あの日を境に俺達は友達ではなくなっていた。

俺はあの日からボロ屋が恐くなりそこでは遊ばなくなっていた。

知らない男の人達がボロ屋に出入りして物騒になった、と夕飯の時にお父さんが言っていたからだ。

でもYはそこへ行っていた。

以前より頻繁に通っていた。

その証拠に、彼の目はいつだって飼育され虐げられた犬のような瞳をしていたから

あれから18年、Yの身に何が起きたのかおぼろげに想像は付くが、Yが今何処でどうしているのかは知りたくもない。




 

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