アクセスランキング

【ゾッとする話】生命の重みを感じた夢

   

その日私は彼の家に泊まっておりました。

私は夢を見ました。

彼が、なんやらのおもちゃで遊んでいる傍ら、小さな男の子が座ってその様子を見ているんです。

一歳位かな、赤ちゃんより大きいんだけど、幼児より小さい感じ。

その子が、彼に構って欲しそうに、けれど黙って彼を見ているんです。

おもちゃより僕を見てよ、って風に。

なんだか可哀想に思えて、代わりに私がその子をあやそうと抱っこしたんです。

そしたらその途端、子供が泣き出しちゃって。

言葉でいわれている訳じゃないのに、その子の声が聞こえるようでした。

「あなたじゃない! あなたに愛されたいわけじゃないんだ!」

って。

悲しく切ない気持ちで目覚めました。




目が覚めて、彼にその話をすると、実は彼は昔、彼女におろさせた事がある、と告白しました。

初耳だったので驚きましたが、なんだか納得しました。

彼には彼にしか出来ない事があって、私がどんなに彼の力になりたくても彼の代わりにはなれない、そういう事もあるのだなぁと思いました。

そして私は命と言うものをひどく軽んじていたのだなぁと思いました。

その日は二人で泣きました。

いつかあの子が私から生まれたらなぁ、そしてその時こそ私の抱っこで笑ってくれたらいいなぁ、と思っています。




 

 - 超常現象, 金曜日の恐い話 ,