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【ゾッとする話】廃工場で肝試ししたら第一発見者になっちゃった

      2016/11/02

私、恥ずかしながら中学生のころは大変な怖がりでして、友人との肝試しが怖くてたまりませんでした。

そんな肝試しで起こった、涼しい思い出を…

ある夏休みに突入したばかりの暑い夜、友達から電話がかかってきました。

「おお、暇人、今夜暇か?」

所詮、中学生の夏。暇で暇でしょうがないのですから私は迷わず暇だ、と答えました。

しかし暑い夜、中学生、そして夏休み、とくれば花火か肝試しと相場が決まっていたあの頃、内心、自分はガクガクブルブルでした。

結局、夜12時、良い子はもう寝る時間。

しかし、なんだかんだいって十数名の中学生が某有名コンビニの駐車場に集まりました。

私の実家のある街は駅前こそ、ベットダウンの雰囲気をかもしだしていましたが、駅前から30分もいくと雑木林、里山などが残るような街でしたし、私はその里山のぎりぎり手前の中学校に通っていました。

そのコンビ二から少しいったところに廃工場があり、みんなでそこで肝試し、という段になってろうそくやら懐中電灯やらお守りやらをもって、わいわいがやがやと雑木林に囲まれる工場へ。

その工場は、周りを塀で囲まれ通用門のようなところのみ開いていました。

そこから塀の中に入った私達は適当にグループわけして、工場の中心部へいく班と工場に隣接する寮らしい部分へいく班、そして私は、工場の裏手にあるこれもまた空いた倉庫らしきところへ行く班にわけられました。

なんだかんだいってその工場はかなり広く(どちらかといえば研究所?)あっというまに3つの班はばらばらになりました。

私達の班は合計6名。

グループのリーダーは自然と腕っ節の強い柔道部のA。

塀を伝って工場の裏へ。

すでに工場の班はなかにはいったらしく、工場のなかにはいくつかの明かりが。
私達は壊れていた裏口から倉庫へ入りました。

倉庫のなかは、、なんとも記憶が薄れているのですが、しいていえば天上に大きなクレーンがあったことを覚えています。

結局、私達の班は倉庫の半二階(高所作業用の通路?)の窓から外を見て、何かしら話していたような気がします。

10分もたったでしょうか?

いきなり何人かが倉庫に駆け込んできてしきりに私達を呼んでいます。

しかし私達、特にAは

「少し隠れていようぜ」

とばかりに息を殺してじっとしていました。

しかし、私達を呼ぶ声が尋常でなかったため、私はそっとその方向を見てみました。

彼らは私に気がついたらしく

「はやく、はやくこい!」

みたいなことを叫びながら手招きをしています。

私はしかたなく下へ降りていきました。
(少し、記憶が、、なんか作業用のはしごかなにかで降りたような…)

私はおびえきった彼らが指差す方向を見ました。

その指の先には私がついさっきまでいた半2階が。

Aらしき頭も見え隠れします。

しかし、変わったものはなく、Aたちもその様子をみて何事かと降りてきました。

しかし彼らまだ青ざめた顔で指をさしています。

「何だよ、わからねえよ!!」

と強い口調で私は言いました。

なんだかんだいって私も気味が悪くなってましたし、からかってるにしてはあまりにも怖いかったからです。

彼らはいいました。

「お前ら、どうしてあんなとこにいられたんだよ!!」

彼らがふざけていると思ったらしくAは

「あそこの、、あの通路に隠れてただけだよ」

みたいなことを彼らにいったように覚えています。

しかし私は気づいてしまったのです。

彼らが指差しているものを。

彼らが指差す先、たしかにそこに私達はいました。

私達のいた部分からは陰になって見えない部分。

そこには首をつった老人の死体が何体も。

私はそれを見た時、恐怖で失神しました。

だって、それは私達が座っていた通路の真下だったのですから。

その後、私達は失神した数名を担いで警察に通報しました。

自殺ということで大きくはでませんでしたが、地方紙の一面を飾りまして関東地方では知ってる方もいらっしゃるやもしれません。

しかし今考えてみるとAたちが(もちろん私も)座った時それはなかったように思えます。

私はそれから廃工場や廃ビルには足を踏み入れてません。

だって死体を見つけて第一発見者にはなりたくないですから…

 

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