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【ゾッとする話】希望を込めて残したメッセージ

      2018/11/25

12月4日。

この雪山に遭難して約24時間。

古い山小屋ではロクに暖も取れず、少々寒いが外で過ごす事は出来ない。

助けはすぐに来るに違いないだろう。

12月6日。

助けはまだ来ない。

この吹雪だから捜索が難航しているのだろう。

落ち着いて待つ事にする。

・時計が壊れてしまったので、日にちが分からない。

食料が少しずつ減ってきた。

水は雪を何とかして得られるが、空腹は辛いだろう。

吹雪はまだ止まない。

・ドアからかぜがはいってくる。

防寒ふくを多めに着ていてよかた。

てがふるるえて上手く文字をかけないが、しかし私はあきらめない。

あきらめたら終わりだ。

・何という事だろう、あれほど吹いていた吹雪が嘘のように止み、私は救出隊に発見された。

彼らに聞くと、12月12日だという。

少し長い遭難体験だったが、もう終わりだ。

この日記は、ここに置いていこうと思う。

もし、ここで遭難してこれを読んだ者がいるなら、私は言いたい。

決して諦めるな。

助けは必ず来るのだから!

12月12日○○○○
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日記の文字は時間を重ねるごとに筆圧が弱くなっていたが、最後のメッセージだけは希望に溢れたようにしっかりしていた。

尚、連日に渡る猛吹雪のため、捜索が再開されたのは、それが少し弱まった12月14日の明朝の事である。

この日記の書き手、彼の遭難者の行方は、現在も行方不明、とのこと。

 

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