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【ゾッとする話】岬で見た彼女と一緒の悪夢

   

4年程前のまだ夏と呼ぶには肌寒い頃、当時「2人で朝日を見る」というシュチェーションに憧れていて、あまり乗り気ではない彼女と一緒に、当時住んでいた地方都市から車で3時間位の岬にドライブした。

駐車場に到着したのが、4時頃だっただろうか。

他に車が数台。

まだ辺りは真っ暗で、天気予報では日の出まであと1時間近くあった。

「外は寒いし眠い」

と機嫌が悪い彼女を車内に残し、ワクワクしていた俺だけが朝日スポットを探しに岬へ向かい散歩した。

「何だか、嫌~な空気」を感じてそそくさと車へ戻ると彼女は助手席で爆睡。

仕方なく運転席のシートを倒して眠った。

結局2時間以上眠ってしまったと思う。

もう朝日が登っていた。

夢を見た。

詳細は覚えていないが、赤いコートを着た男が登場したことと、とても後味が悪かったことは、目を覚ましてからもおぼろげに記憶にあった。

ほぼ同時に起きた彼女が、真っ先に言った言葉が、




「すっごく怖い夢を見た。赤いコートを着た知らない男の人が、車の窓を叩いて…」

「うわーっ、それ以上言うなっ!帰るぞっ!」

と、遮って車を発進。

市街地に降りてから、似たような夢を見たことと、怖いから詳しい夢の話は止めよう。

と、話して帰路に着いた。

後で、地元出身の友人に、そこが自殺の名所であることを聞いた。

それ以来、気味が悪く、その岬には行こうと思わない。




 

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