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【ゾッとする話】傍迷惑なぶら下がってるモノ

      2019/10/12

一方通行に面したマンションの、入り口付近にある電信柱…

深夜の帰宅になる仕事の帰り道、その一通をバイクで通るのだが、道を挟んだマンションの向かいは畑という事も有り、家並みからの光が差す事も無く、街灯だけが夜道を照らす

一通とはいえマンションから人が飛び出してくる事もあるだろうと、いつもそこはハイビームで通過するのである

普段は道の真ん中や左側を通るのだが、手前の信号からの流れでそのまま右端をハイビームで照らしながら、そのマンション手前辺りまで来てしまった…

ハイビームが照らす闇の中、上空に何かが見える…

減速しつつ、ビームがそれを照らすように車体をさらに右側に寄せ止まる

……なんか…電信柱に、何かがぶら下がってる…布を被った何か…

バイクのサイドスタンドを出す…エンジンは切れるがライトはその物を照らし続け、歩いてぶら下がってる物の近くまで…近くまで行く前に何なのか分かる…

カラフルな服を着た人が電信柱にぶら下がってる…首吊りの状態で…

ほんの数秒だろうが、随分見上げていた気がする

深夜だというのにそのマンションからオバハンが出てきて、それを見上げる俺に気づく

オバハンが近づいてきて、俺の隣で一緒に見上げる…

「あ~、あれ、マネキンなのよ」

……ぷ…なんで服を着たマネキンが

なんでも、そのマンションには自称芸術家という変な奴がいて、たまに電信柱にマネキンを飾るらしい…夜の間だけ…

 

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