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【ゾッとする話】予期かもしれない…

      2018/12/07

神奈川県丹沢。

写真部の貴重な財産は保存されてる膨大な量のネガフィルム。

その中でも忘れることができないものもある。

私が駆け出しの昭和45年6月。

西丹沢を縦走中の東京の高校生グループが遭難し、女生徒1人と、引率の先生が沢に転落し死亡する事故があった。

豪雨で現場へ入れず、ふもとで足止めされていた時、支局の記者が救助された生徒から1本のフィルムを入手した。

直ちに写真店の暗室を借りて現像処理したが、プリントした写真を点検しているうちに背筋が寒くなった。




というのは、山頂での記念写真、途中のスナップ、いずれも亡くなった2人の表情は悲しげだった。

1コマも笑顔がなかった。

さらに遭難直前、鍋割峠の草つきを下るところでは、その女生徒だけが祈るような姿でたたずんでいるではないか。

単なる偶然の一致なのか、それとも私の思い過ごしだったのか。

今もってわからない。




 

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