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【ゾッとする話】ガ○キャノンの左腕

      2019/01/25

これまでの人生で、唯一不思議だった出来事の話。

小学生の頃のある日曜のこと、家族で車に乗って出かける用事があった。

僕は当時お気に入りだった、SDガンダムのガ○キャノンのプラモの箱を抱えて助手席に乗った。

目的地に着いてからにすればいいものを、我慢できなくなった僕は、車中でその箱をあけ、プラモで遊び始めた。

案の定、ふとした拍子に、大切なガ○キャノンの左腕パーツ(大きさにして3cmくらい)が取れ、助手席の下へ転がり込んでしまった。

当然、僕は大騒ぎした。

そのあまりの騒ぎっぷりに、父はわざわざ車を路肩に止めてくれ、家族総出で助手席の下を覗き込んで探しまわった。

だが、どうしてもでてこない。

結局、

「どこか座席の隙間にでもはまりこんでしまったのだろう」

ということになり、僕も泣く泣くあきらめた。

そしてそんな事もすっかり忘れてしまった、半年ほど後…

ところで、家の2階の居間のタンスの上には、以前から大きなダンボール箱がひとつ置いてあった。

少なくとも5、6年前からそのままだったと記憶している。

天井につくくらい高い位置にあったし、埃も被ってたので、わざわざ触る家族もいなかった。

そのダンボールを、部屋の模様替えで降ろすことになった。




作業の成り行きで、僕が降ろす係になった。

椅子にのって、意外と軽かったそのダンボールを降ろし、埃を払って、互い違いに畳み込まれた上側を開けると…

空っぽのダンボール箱のまんなかに、ぽつんと、あの時のガ○キャノンの左腕が入っていた。

地味な出来事だけど、今でもこれだけはどうしても説明がつかない。

自分は大抵の不思議な出来事は「見間違いだろ」「思い違いだろ」ですましてしまうタチだけれど、これは見間違いではありえないし。




 

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