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フリーターさんの怖い話|深夜のコンビニにもう一人の店員がいる話

      2016/03/28

<フリーターさん投稿ありがとうございます>

大学4年直前、僕はちょっと体を壊してしまい、就職活動が一切できないまま卒業するはめになりました。

幸い卒業単位は全部取っていたので良かったのですが、それまでのつなぎにとコンビニの深夜バイトに御厄介になることになりました。





店長の娘さんと奥さんがいい人で、結構可愛がって貰って、先輩や同僚のみんなもいい人ばかりで、とても居心地のいい職場だったのですが、ある日。

いつものように入荷した商品の陳列やおでんの仕込み、賞味期限チェックや古くなった新聞をおろす作業も終わって、しばらく暇になる時間帯になりました。

お客さまもいないので、カウンターを掃除しながら先輩と趣味のオーディオの話で盛り上がっていたところ、急にバックルーム(控え室兼在庫置き場)で

ゴトッ

と音がしました。

「やっべー!!!先輩、泥棒っすよ!!」僕は真っ青になって、近くの交番に逃げようとして、「まあ、みんと待てよ。裏口は鍵が締まってて絶対出入りできないだろ?もう一つの入り口は俺たちがいるカウンター。つまり、『もう一人の店員』が在庫整理してんのさ」と冷静な対応。しかし、僕もそれで、ピンときました。

「ほら」

先輩がドア開けると確かに人はいません。

勤めが長い先輩はもうすっかり慣れてしまっているようでした。

他にも、自動ドアが勝手に開いて、気配だけが店内をうろつき、また帰っていくことも。

あんまり長居していると、店長、「お客さま。当店は生きているお客さまだけの営業となっております」と挨拶し、追い出しています。

2年近く僕も勤めていましたが、こういうことってどこのお店にもあるみたいですね。





 

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