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【恐いい話】腹の底からの感謝の言葉

      2017/10/27

2年前に母親が癌で入院したんだけど私の家が自営業のため私や父親は滅多に病院に見舞いに行けませんでした。

元気に一人で歩いていたのが次第に歩けなくなり、呼吸も機械の世話になるようになり、言葉も次第に聞き取れなくなりました。

休みの日には私の娘と見舞いに行き娘が寝たきりになった母の踵や腕にスキンクリームを塗り母も娘も唯一の楽しみでした。

私は数年前に離婚し娘を引き取りましたが私の母親が私の娘の母親代わりで大変孫を可愛がってくれて好く二人で散歩など行っていました。

病院の帰り際、娘は何時も

「ばーちゃん早く元気になってね」

と言って病院を後にしていましたが

ある時、母親に頼まれていた物を病院に届に行かなくては、いけなかったのですが夜遅くなり娘と2人で出かけ母親に託った物を渡し帰ろうとすると、腹の底からハッキリとした声で

「ありがとう」

と言って手元の明かりを消しました。

”あれ?”とは、思いましたがそのまま、帰宅しましたが車の中で娘が初めて




「ばーちゃんが元気にならん…」

と言いながら泣き止みませんでした。

次の日、朝早く父親から電話があり母が危篤との事。

病院に駆けつけましたが、意識が戻らぬまま他界しました。

最後を看取る事は私も父も出来まいと思っていましたが

土曜の早朝だった事でそれも出来、葬儀なども仕事に差し支えが無く出来

月曜日からは普通に仕事していました。

今でも時々父と話をするのですが、

「母は辛い思いをしながら俺らに気を使ったのかな…」

父は苦笑いをするだけですが、母には感謝しているようです。

今では「できた嫁」と再婚し何とかやってるけどたまには、夢の中ぐらい出て来いよ!!

「元気でやってるか?かあちゃん!」





 

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