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【恐いい話】祖母にそっくりなおばあちゃん

      2018/05/11

私には生まれた時からかわいがってくれていた祖母がいました。

若い時から苦労していた祖母は私が小学生の時にボケてしまい、その後肺炎をこじらせて亡くなりました。

私はボケてしまった祖母に冷たくしてしまったりしていたので、亡くなった時自分を責めました。

あんなにかわいがってくれたのに…と

葬儀の日は泣きっぱなしでした。

そして10数年が経過し、私は高校の卒業式を迎えました。

部活を掛け持ちしていた事もあり、たくさんの花束を貰って帰りました。

駅前の店で、抱えきれない程の花束を持っているのがつらかったので紙袋を買い、近くのバス停のベンチで荷物の整理を始めました。

すると、ベンチの端っこに座っていたお婆さんが話しかけてきました。




「今日卒業式なの?おめでとう」

と…

眼を上げると、なんとその方は亡くなった祖母にそっくりでした。

思わず言葉に詰まってしまった私はろくにお礼も言えませんでした。

ただ一言

「ありがとうございます」

と小さな声で答えただけです。

他人のそら似だったとしても、私は祖母がお祝いしに来てくれたんだなと今では思っています。

ありがとう~おばあちゃん。

時々想い出すからね。




 

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