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【恐いい話】優しい優しい戒め

      2017/10/20

私の父は7年前に病気で他界しました。

最初に倒れて13年間、入退院をくり返しながらも闘病していました。

当時小学生だった私が成人するまで、父は命の灯をともしつづけていてくれました。

病院のベッドの上で、冷たくなっていく父の手の感覚は、今でも忘れることができません。

そして13年間、一緒になって病気と闘ってきた気丈な母の、号泣し泣き叫ぶ姿も…

父の葬儀も終わり、何週間かすぎたある日…

母は父の遺影の前でうたた寝をしてしまったそうです。




「…おい。もう行かないかんのとちゃうか?」

そう言われた気がして母が起きると、仕事に出かける時間でした。

母は

「あれは確かにお父さんの声だった」

と。

今でも、父の月命日になると必ず父のことを思い出したり、夢に出てきたりします。

忙しさにかまけて、月命日のことも忘れがちな私を戒めてくれているようです。

こんな出来の悪い娘でごめんね。

今度、休みが取れたらお墓参りに行くね。





 

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