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【怖い話】食物連鎖の頂点!山のどこかから声がした

      2017/06/16

俺は霊体験も無いが、ただ一つ不思議な話を親父から聞いた。

親父は真面目で嘘をつく様な人間ではない。

毎朝、山仕事で家の近くにある山に行くのが日課になっており、その日も山で作業をしていた。

人の声が聞こえるから、声のする方に向かったが、声のする方との距離は縮まらず姿形は全く見えないが、聞こえる声は、

“今日は三人の客が来るから大急ぎで支度をしなきゃならない”

と言っている。

一体何事なのかと訝しんでドンドン山奥に入っていくと、突然声は聞こえなくなり辺りはシーンと静まり返り、今いる所が何処か全く分からない。

ふと、川の流れる音が聞こえ、その方向に進んでいくと、小川の向こう岸に蛇・蛙・鼠・鳥など色々な動物の屍骸が、三つこんもりとした山の形に積まれている光景が現れた。

それを見た親父はどこをどう走ったか、もう無我夢中で駆け、蒼白の顔をして家に辿り着いた。

それ以来、親父はその光景を見た山に入ろうとはしなかったんだ。




怖い

山中の声って怖いな

子供のころ読んだ昔話

ある猟師が山に入った。

猪を待って身を潜めていると、目の前に一匹の蜘蛛がいた。

そこへ蛙がやってきて蜘蛛を食べた。

蛙は跳ねていった。

そこへ蛇がやってきて蛙を呑んだ

蛇は這っていった。

すると、どこからか大きな猪がやってきて蛇を喰った

猟師はしめたと思い、猪に鉄砲の狙いを定めた。

しかし、ここでふと考えた。

「蜘蛛は蛙に喰われ、蛙は蛇に喰われ、蛇は猪に喰われた。

その猪を撃ったら、俺はどうなるんだろう。」

気味が悪くなった猟師は鉄砲を下ろした。

そのとき、山中に響きわたるような大きな声がした。

「撃たなくてよかったな!」




 

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