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【怖い話】迷った先のドライブインは親切に道案内してくれる

   

こないだの話なんだけどめちゃくちゃ気持ち悪い体験したから聞いてください。

大学のときのサークル同期連中から軽井沢の別荘?保養所?に集まってるから来いよって言われた。

俺はお盆返上で仕事してたんだけど、休憩中にそいつらがインスタグラムに投稿してる写真とか見てめちゃくちゃ悔しくなって、22時くらいに仕事終わらせたのね。

もう新幹線も間に合わないからレンタカー屋に行って一番安いやつ借りてさ。

実家がグンマーだから軽井沢は子供の頃からよく行ってた。

高速じゃなくて下道で行った方が速いって親が行ってたから、それを真に受けて今回も下道で行くことにした。

で、iPhoneをカーナビ代わりにして出発。

いま思えば普通に東京からだったら中央道乗ればよかったんだけどね。
俺が間違ってた。

あ~こんな感じの景色だったわ~懐かしい~なんて思ってると、山に入る。

カーブが多くて、ガキの頃はカーブの数かぞえてたな~なんて思ってると、ガスってきた。山じゃよくあることなのかな。

途中、三叉路にぶち当たって、

「山の奥で三叉路??」

って思ったけど一応道を確認しようとした。

で、iPhone見ると全く地図が表示されない。

まっさら。

GPSが効かなくなった。

通信制限でもないのにね。

その時は山だからかな~とか思ってたんだけどね。

ググれば出てくると思うんだけど、軽井沢って廃線があるわけ。

トンネルとか、橋とか、発電所の廃墟とかが残っててね。

どうしたもんかなと思ってるとちょっと霧が晴れて、目が慣れて右側(山の斜面側ね)見ると、木々の奥にぽっかりトンネルが口開けてる。

俺はオカルトが大好きなんだけどこのときは最悪な気持ちになった。

前にもこういう気持ち悪い感じはしたけど、それは自分がオカ板見すぎだからかなって思えた。

でも今回は、なんていうか、そのゾッとさせるものがめっちゃ近くにいるみたいな、脳で考えるより先に恐怖が来たんだよね。

このトンネルから一刻も早く離れないと、と思った。

それで、山抜けるなら斜面の反対だろ、って思って左の道を選んだ。

しばらく走るとだんだん平坦な道になってきてはいるんだけど、全然ガスは晴れない。

そうすると道の駅があった。

っていうか、小ぶりなドライブインみたいなの。

なんかオカ板にこういう話あったよな。

さっきのこともあるし、仕事終わりで少し眠い。

なんか気持ち悪い。

自販機とかは新しいんだよ。

でも、その奥のスタッフ専用ドア?の向こうで人が話してる感じがするんだよね。

何言ってるかわかんないんだけど、モゴモゴモゴモゴって、ずっと。




磨りガラスの向こうは真っ暗だしドアノブとか取れてるんだけど。

あとは地図。

机の上に開いたままになってる古そうな地図帳と、食べかけのカップヌードルみたいなのが置いてある。

うまく言えないんだけど、それを読んでた人は絶対もうここにはいないな、って思った。

その地図がどこを開いてるのかも確認しちゃいけないと思った。

さっきも書いたけど、うわ、なんか怖いなとかあるじゃん。

怖い話読んでるときにトイレ行けなくなる感じだよ。

あれがもう間近にせまってる感覚。

うまく言えない。

もうとにかく気持ち悪くなって車に戻ろうとした。

そしたらドライブイン出たとこでポンポンポンって肩叩かれて、振り返っても誰もいなくてね。

車乗ろうとしたら運転席の窓のところにA4の紙が貼り付けられた。

「さっきの三叉路で右側の道です」

って明朝体で書かれてた。

もう最悪なのがその紙がセロテープで貼られてたの。

そのセロテープ、黄ばんでパリパリに劣化してるんだよ。

それ剥がして、ダッシュでエンジンかけて、とりあえず来た道戻った。
そしたらさっきのトンネルがワッ!て現れて、その中モロに照らしちゃった。

勘弁!!

って思ってハンドル切って、制限時速オーバーで車飛ばしたよ。

トンネルの中になんかいた気がしたけどオカ板の読み過ぎじゃなきゃやってられない。

怖さが見せたものだと思ってる。

別荘についたらサークルの同期連中は王様ゲームやってたよ、バカじゃねーの男5人で。

伏線回収もオチもない話ですまん





 

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