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【怖い話】見える先生と首無し地蔵

   

これは、私が中学のときに先生から聞いた話。

前、私の母校であるK中学校に居たS先生が見えたらしい。

俺にこの話をしてくれたY先生が言うには、普段は全然そういう風に見えないんだと。

職員室での席も隣で普通に話してたそうだ。

でも、ある日突然

「Y先生…肩に目が乗ってますよ」

と言ってきた。

気味が悪くなり、一生懸命に肩の辺りを払ってみても、S先生は

「まだいますよ。」

と言って笑うばかり。

助けを求めると机の引出しを開けて数珠をくれた。

でもそのときY先生はその引出しを見てぞっとしたそうだ。

引き出しの中には、Y先生にくれた数珠と似た物がいっぱいあって、ろうそくや経本なんかもあった。

そして、その数珠を持ってから数日。

先生が以前からもってた頑固な肩こりがなくなった。

S先生にも

「もういない」

と言われ、かなりほっとした。

しばらくして、S先生は転勤した。

S先生は1年しか学校に居なかったそうだ。

そういえば、私の中学、校門のど真ん前に墓がある。

しかも、その墓の前には、校門と向かい合う形で看板があるのだが…




その看板に目が描いてあるんだよな。

両目だけが。

夜部活で遅くなって帰るときなんか、その目にギョッとさせられたことも少なくない。

慣れても、どこか不気味でできるだけ見ないようにした。

思えば、その中学、おかしなことがあったかもしれない。

友達が言っていたのだが、体育館を掃除しているとき

舞台の奥から誰も居ないのにボールが転がってきたり

ゴォーゴォーという人の鼾みたいな音も聞こえたそうだ。

まぁ、そんなことくらいで特に気にすることでもない。

ただ気になるのが、墓にある首無し地蔵。

しかも7つ。

自分の在学中にはなかったが、うちの学校は過去に自殺者が居る。

母親に聞いた話によると、7人くらいだったと思う。

自分が入学する2年くらい前にも自殺があった。

首吊り自殺が。

母親が言うには、過去に自殺した7人全員首吊って死んでんだと。

だから、その首無し地蔵はその子たちを奉ってんのかもしれない。




 

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