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【怖い話】行きずりの女性に逆恨みされて復讐された

      2017/04/12

始まりは地方に出張に行った時の事だった。

その日の仕事も終わって一人でバーに行きカウンターで飲んでいると隣に座っていた女が話し掛けてきた。

色白の美人で話も面白く、すぐに意気投合した。

酔いの勢いもあり、フロントを通らなくても部屋に行ける構造だとわかっていたので、その日僕が泊まっていたホテルに二人で戻った。

当然のように二人とも裸になり…女は物凄いテクニックの持ち主だった。

朝目覚めると女はいなかった。

一週間の出張だったんだけど、なんかに取り憑かれたように毎日そのバーで女と会ったした。

サルみたいな状態だったな。

若くて欲求が強かったってのもあっただろう。

最後の夜に飲んでるときに女に今日で帰ってしまうと言ったら少し寂しそうだった。

俺も寂しかったからその日はそれまで以上に燃え上がって、翌日が休日だったこともあって腰が抜けそうなぐらいにやりまくったさ。

で、地元に帰ってきてから心配になった。

「エイズの世界にようこそ」

とかそういうのじゃないかと思ったからね。

それで、三ヶ月ぐらい経ってから検査受けに行ったんだけど、エイズは平気で梅毒には感染してた。

自業自得だと思って薬飲んで治したよ。

それから五年近く経って、同じ会社の後輩と結婚する事になったんだよね。

そんなある日、いつもどおり会社から電車で帰宅する途中になんか物凄く嫌な匂いを嗅いだんだよね。

臭いの元を探してみたら乞食みたいな女が乗ってたんだ。

よく見ると鼻とか削げ落ちて顔に変な痘痕だらけでとてもじゃないけど正視できるもんじゃなかった。

子供を連れてるんだけどその子供も汚い茶色の肌をしてて母親同様骸骨みたいな顔をしてた。

見なかった事にして自分の降りる駅で降りたんだけど、女も同じ駅で降りたから、なんだか気持ち悪くて小走りで部屋まで帰った。

何時間か経って部屋のチャイムが鳴っんで出て行ったらさっきの女が立ってて物凄くびっくりした。

「あなた、会いたかった。これで一緒に暮らせるわね。あなたの子もこんなに大きくなって、ねえ、可愛いでしょ」

なんて言ってサルの骸骨のような子供を僕に抱かせようとしたから、

「おまえなんか知らない。帰ってくれ!」

って言ってドアを閉めたんだ。

しばらくドアの外で騒いでいたみたいだけど

「あの女に思い知らせてやる!」

って叫ぶ声がしてそれきり静かになったから、その日は戸締りを確認して寝てしまった。

「あの女」って言ってたから婚約者の事がちょっと心配だったけど全然関係無いキ○ガイだと思ったから、すぐに忘れてしまった。

次の日会社に行ったら僕の婚約者はちゃんといつも通りの可愛い笑顔で元気いっぱいだった。

そのまま2,3日は何事も無く過ぎたんだけど、ある日、婚約していた彼女が無断欠勤した。




すごく心配になって電話を掛けてみたけど出ない。

その日はどうしても外せない仕事があって遅くなるから彼女の近くに住んでる同じ課の女の子に様子を見てきて貰う事にした。

残業中その子から電話が掛かってきて

「インターホン越しだったけど風ひいて声がちょっと枯れてた以外は元気そうだったよ。大事をとって今週は休むって」

と言ってたから、週末にでも見舞いに行く事にして、それまではメールで連絡する事にしたんだ。

携帯にメールを出すと

「だいぶ元気になった」

とか

「週末会えるの楽しみにしてる」

とかそういう返事が来てたから安心してたんだよね。

週末になって会いに行ったんだけど、インターホンからも返事が無いし、携帯鳴らしても出ない。

行く時間はメールで教えてあったから起きてるだろうと思ったのに全然反応が無いから心配になって合鍵使って入ったんだ。

異臭に気付いてベッドのところまで行って気を失いそうになった。

何日か前に訪ねて来たあのキ○ガイ女みたいになった彼女の姿があったから。

救急車呼ぶのがやっとだったから詳しい話は病院で聞いたんだけど

俺が直接見ただけで綺麗だった顔は鼻と耳が削ぎ落とされていたし、
髪の毛はまだらになるまで抜かれてて、

胸とかも原型とどめないぐらい滅茶苦茶にされてた。

病院で後から聞いた話では手足の関節とか腱とかがぐちゃぐちゃらしくてもう一生立って歩けないらしい。

それに膣と肛門が電球を突っ込まれた上で角材みたいな棒で殴られて、
中でガラスが割れて滅茶苦茶に裂けてたらしい。

それも二度と元には戻らないって事だった。

最初は僕が疑われたし、

犯人の心当たりを聞かれたけどあのキ○ガイ女しか心当たりが無かった。

警察にもそれを言ったんだけど、知り合いとは思えなかったんだよね。

で、彼女は一命を取りとめたものの完全に狂っちゃって廃人。

それでも婚約者だから面会に行ったりするんだけど、

見てるだけで吐き気がするような姿なんだ。

悲しいけど、うまく婚約破棄を向こうの親に切り出すためにもいい顔しておきたかったりもした。

事件からしばらく経って向こうの親御さんと会った時にすごく言いにくそうに

「あの○○さん、こんな事は聞き辛いのですが、変な病気に掛かったりしてませんでした?

お恥ずかしい話なんですが実は××(彼女の名前)が梅毒に感染しているってお医者様から言われたので…」

って言われたんだ。

そこで、表情には出さなかったんだけど「あっ!」と思ったね。

あのキ○ガイ女の正体がわかった気がしたんだ。

五年前に散々乱れまくったあの女に違いないってね。

そうだとしたら悔やんでも悔やみきれない。

それにあの女はまだ捕まっていないから、

今後また僕が好きになった女性に同じ事をするかもしれない。

でも、僕だけじゃないんじゃないかな?とも思う。

同じような目に遭ってる人は実はいっぱいいるんじゃないかな、って。




 

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