アクセスランキング

【怖い話】深夜の駐車場で囁かれた言葉

      2017/12/08

今から6、7年前かな?

今でもそうだけど、お盆休みはツレ夫婦と毎年岐阜に釣りに行くんです。

その年は初日、九頭竜川支流に入る予定で、夜の8時に大阪を出ました。

そして、夜中の1時前くらいに九頭竜ダムの公園駐車場に着き、朝まで車の中で、仮眠をとる事にしました。

その駐車場には私の車しか止まってませんでした。

車の窓を3cm位開けてウトウトしていると、駐車場の端の方で、カララ~ン、カコ~ン、と空き缶が転がる音がしてきました。

「風が強いのか?」

と思いながらもウトウトしていると、やはり、カララ~ン…、と転がっている。

聞くともなしに聞いていると、その内に

カララ~ン…「キャッキャッ」、「パタパタパタ(足音の様な音)」
???と思いながらも聞いていると、やはり

カコ~ン…、「ハハハッ…」、「キャッ、キャッ」

と子供の声が遠くの方でしている。

さすがにこの頃になるとおかしいと思い始め、怖くなってきた。

目を瞑って耐えていました。

しばらくして、カララ~ン、カラコロカラ~ン、と車のすぐ傍まで缶が転がってきた音がして、足音が、パタパタパタと近づいてくる。

そして、すぐ傍まで来て、立ち止まるような気配が…。

誰かが窓から中を見ているような気配がして、目を硬く閉じたままじっとしてた。

2、3分?いや、もっとかな?

大丈夫かな?

もう行ったかな?

と思った瞬間、恐ろしいくらい低い声で、




「寝た振りしてもダメだよ」

「起きてるのは判ってるよ」

「こっちを見てみろよ」

と、ホント、耳元で囁かれた。

本当に怖くなって、大声で、

「じゃかましぃ~~、くそがき~」

と叫んでました。

「ぼそぼそ…」、えっ?(真っ青)

少しして、助手席のツレと後部座席のその嫁がごそごそと起きて、

「どうしたの?」

って聞いてきた。

恐る恐る外を見てみると何事も無かったようにシーンとしてる。

「御免、夢を見てた」

ひとまずそう答えといた。

助手席のツレは、

「ずーっと耳鳴りがしていて、頭が痛くてどうしようもない」

と言い、嫁は、

「金縛りにあってて苦しかった」

と言ってた。

時計を見ると午前3時過ぎ。

少し早いけど、釣り場にゆっくりと向かいました。

ツレと嫁が、

「本当は、何があったの?」

って、聞いてきましたが、言えませんでした。

叫んだすぐあとに、低い声で、耳元で、

「今度見つけたら、全員殺すぞぉ」

と言って去って言ったんです。

それからは九頭竜川には行ってません。

その年の釣りは散々でした。

その年はその後も色々と…。

怖かったです、今こうやって書いていても鳥肌が立ってます。





 

 - 怖い話/怪談, 金曜日の恐い話 , , , , ,