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【怖い話】有名な画家だったおばあちゃんの最後の絵

      2016/07/16

おいらが小学生のころ、おばあちゃんが亡くなりました。

おばあちゃんは、ちと有名な絵描きさんでした。

なくなったとき、地元のデパートの最上階で追悼個展を開きました。

それは、基本的なスタンスとして、売買や譲ったりというのはなしということだったのですが、あるおじさんがどうしても欲しいと言うので、ばあちゃんが最後に描いた絵を譲ることにしました。

それから、2年ほど経った今その絵は家に有ります。

そのおじさんから連絡があり、その絵を引き取ることになったのです。




絵を持って行った当初、おじさんは絵をちゃんと飾っていたらしいのですが、一年ほど経ち新しい絵を購入し、ばあちゃんの絵を押入れにしまったのだそうです。

その家には、霊感の強い娘さんがいて、絵を買ってきた当初から

「あの絵はさびしい」

としきりに言ってたらしいのですが、絵を押入れにしまってから娘さんが

「夜中になると、家の中を見知らぬおばあさんが歩き回ってる」

と言うのだそうです。

日が経つにつれ

「昼夜とわず家の中を歩き回って何かを探している…このままでは、ノイローゼになりそうだ」

どうやら、そのおばあさんは押入れから出てくるらしいのです。

押入れを調べたおじさんは、あの絵のことを思い出し、有名なお寺にもって行きました。

すると、

「この絵の作者は、自分の息子を探しているんです」……

結局、オレのオヤジが長男ということで家に持って帰る事になりました。

絵が来た当初は何も教えてくれませんでしたが、俺が中学生の時に真実を教えてもらいました。





 

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