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【怖い話】操り人形にソックリな劇団員

      2016/07/13

小学生の頃、図工の授業で、厚紙に書いた全身自画像を切り取って、手足をばらばらにして紐でつなげて操り人形を作りました。

自画像といっても、僕は絵の下手な子供だったから自分には全然似てなくて、目がやたら大きくて、アイシャドウ塗りたくった見たく目の周りが縁取られてしまっていて、眉毛が濃くて、口が大きくて、なんか変な顔、ってみんなに笑われた。

しばらく部屋の壁に飾ってありました。

最初のうちは気にならなかったんだけど、一週間くらいしてから、夜中目が覚めて、月明かりに当たったその人形見たらすごく不気味で気持ち悪かった。




目の焦点が合ってなくて、口元が真っ赤で、まるで目を大きく見開いてる死人みたいでした。

それからその人形が視界に入るのが嫌になってしまって、後ろめたい気もしたけど破って捨ててしまったんです。

その後、僕は大学で演劇やってて、オカマが主人公の芝居打ったんだけど、天井から吊るされるちょっと危険な役やった役者がリハ中に落っこちて首折って死んでしまったんです。

駆け寄ってってそいつの顔を見て心臓が止まりそうになった。

アイシャドウと口紅べったり塗って、血の泡を噴いて、目を見開いてしまって、手足もてんでバラバラに折れてしまって、そう、あのときの不気味な操り人形とソックリだったんです。





 

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