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【怖い話】念のための確認が違うことの確信に

      2017/10/25

高校生だった頃の話です。

私の所属していた部活では、毎年夏になると校内で合宿をしていました。

合宿所は校舎の影になった古い建物で、その二階に宿泊する部屋があるました。

大きな部屋にずらりと金属製の二段ベッドがならんでおり

昼間でも薄暗く、霊感に全く縁のない私も一人ではいたくない場所でした。

合宿中の事です。

部活の練習時、後輩が忘れ物をしたと一人で合宿所に行ったのです。

そのまま練習を続けていたのですが、直に廊下をばたばたと走ってくる音が聞こえ、真っ青になった後輩が駆け込んできました。




その夏、合宿所を利用していたのは私達の部だけでした。

そして、彼以外の部員は全員練習に参加していました。

薄暗い無人の合宿所に入った彼は、少々気味が悪かったのをまぎらわせようと、

「誰もいないよねっ!?いないよねっ!いないよねっ!」

と、大きな声を出しながら部屋に入っていきました。

細い声で

「はい」

と返事があったそうです。




 

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