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【怖い話】厭な感じしかしないのに何故か人気のある家

   

幽霊もちゃんと出てこないのに微妙に長いし、スルーしてもらって一向に構わない。

ずっと書き込むかどうか悩んでたんだけど、個人的に本当に洒落にならなかったので誰かに聞いて欲しかった。

時期はうろ覚えだけれども、確か自分が小学5年生くらいの頃、2階建てのそこそこ綺麗なアパートに引っ越した。

そのアパートの隣には借家の一軒家がたっていて、道を挟んで向かいにある大家がどちらも管理しているようなところ。

その借家の方には私よりひとつ上の学年の先輩が住んでいて、家も近いこともあってよく部屋に遊びに行かせてもらってた。

どうやらその部屋では心霊写真や不思議な動画がよく撮れるらしく、たまに携帯(当時はまだガラケーね)で見せてもらったりして楽しんでた。

怖い話や心霊特番が大好きだった私は喜んで見てたんだけど、写っているものは白っぽいオーブ?のような物体が部屋の中を横切ったりしているだけで、不謹慎ながら

(あんまり面白くないなあ)

と思っていたのは覚えてる。

引っ越してしばらく経ち、私が6年生になったくらいの頃から、なぜか私の両親が件の一軒家をしきりに羨ましがるようになった。

失礼だけど見た目もボロボロだし、なにより先輩一家が現在進行形で住んでいるわけだし、なんでそんな事を言うのかわからなかったんだけど、両親はことあるごとに

「家賃がアパートと変わらないならあっちがいい」

だの

「引っ越したりしてくれないかしら」

だのと言っていた。

その時は、ただ純粋に

(一軒家が羨ましいんだろうなあ)

くらいにとらえていたんだけれども、今思えばそんな発言をすること自体ちょっと妙っちゃ妙。




アパートで暮らし始めてしばらくして、確か自分が中学2年生くらいの頃、先輩一家が夜逃げ同然に突然いなくなった。

(特定されちゃうと怖いので詳細は察してください。すまぬ。ただしばらく警察が行ったり来たりしてた)

私の両親は、これ幸いと隣の一軒家に引っ越す話を大家と進めていった。

先輩が急にいなくなってしまったショックもあるうちに、しかもその人がいた家に移り住むなんてそりゃ嫌だったんだけど、たかが中学生が親に逆らえるわけもなく、あれよあれよと言う間に引っ越しは決まってしまった。

しかも、自分に宛がわれたのは例の先輩が使っていたまさにその部屋。

嫌だ嫌だと思いながらも暮らし始めれば慣れてしまうもので、私は高校生になるまでその部屋でずっと生活してたんだ。

予想通りというかなんというか、その家では色んな経験をさせてもらいました。

直接幽霊を見るようなことはなかったので考えすぎだと言われてしまえばそれまでなんだけど。

文章にまとめられる自信がないので箇条書きにすると、

  • まず家の造りが不思議というか古い(玄関の壁に小さな扉がありその奥に狭いスペース、1階の和室床にいくつか小窓?のようなもの)
  • 心霊写真がたまに撮れる(自撮りした写真に目が多い、窓に人の顔?等)
  • 風呂場で誰もいないのに呼ばれる(逆パターンで、家族が入浴中に私が2階にいるのに「さっき呼んだ?」と聞かれること多数)
  • 風呂場付近でたまに白っぽい影?みたいなものが動く
  • 子ども部屋では夜にパチパチ物音・1階と2階にそれぞれトイレがあって、2階の和式トイレは使わないので、越してきて早々に母が棚を置いて塞いだ(これはまずかったかも?)

また思い出したら書き加えてくかもだけど、とりあえずざっと思い出しただけでこんな感じ。

最後のトイレの件に関しては後々

(これよくなかったんじゃ…)

と自分でも思ったけど、中坊女子の力で大きな木の棚を移動させるのは無理だorz

自称霊感あるらしい友達に色々と指摘されたりはしてたんだけど(トイレの件とかは線香焚けと言われたりした)、当時はあんまり気にとめず軽く受け流してしまっていた。

まずまず怖い。

で、高校卒業くらいまで住み続けた後、諸々あって一家離散。

家賃が払えなくなった件の家は引っ越して、父が亡くなって、今はようやく落ち着いて新しい家族と仲良く暮らしてる。

「あの家に住んだから家族がバラバラになった」

とは思わないようにしてるんだけど、家に住み始めた時期と、家族の歯車が合わなくなってきたタイミングがあまりにも合致するから、ちょっと考えちゃうことはある。

我ながら弱いやつだよ…

今また一軒家に住んでるけど、新しい家は墓場やら斎場やらに近いのに、家の中ではとくにおかしな現象もなく、あの家はなんだったんだろうなーと思う。

自分一家の件といい、前に住んでた先輩一家の件といい、あまり良いことの続かない家だったんだと思う。

自分が遠目に様子を見てるだけでも、自分一家の後に何回か入居して退去してを繰り返してるみたいだったから、やっぱり落ち着いて生活できる家族はいなかったのかもしれない。

普段ROM専なもんで文才ないから伝わりづらいと思う。

申し訳ない。

個人的には本当に洒落にならなかった話。

その件の一軒家が先日更地になったのを見たので、もういいかなと思って書き込んだ次第。

帰り道に左半身が氷みたいに冷たくなって痺れたのは関係ないって信じてる。

みんなも引っ越す時は慎重にね。

やっと書き込めて気分がちょっとだけ晴れたよ。

いないとは思うけど、もし件の一軒家について何かしらの噂を知ってる人がいたら教えてもらえたら嬉しいです。

あ、心霊写真の一枚はいまだに手元にあります。

自撮りの練習してた時のやつだから色々残念なやつになるね どもww

ちょっと気になるんだけど親がなぜそこに引っ越してたがってたか謎はとけたの?

一度試しに

「なんであのときあんなに引っ越したがってたの?」

と聞いたことがあったのですが、母曰く

「よく覚えてないけど、すごく魅力的に見えて仕方なかった」

とのことで…

要するに何もわかってはいないですorz




 

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