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【怖い話】何本も何本も見えちゃうから使用禁止

      2018/04/10

私が勤めている大学病院の地下二階は、霊安室が二カ所あり、その対角線上にあるトイレは使用禁止になっています。

いつまで立っても使えないままなんですが、人もあまり来ないし、大きい方をするには臭いも気になるので、お腹がよじれるくらい痛くなるときはよく私は使っていました。

つまり、故障ではないわけです。

ある夜勤のとき、お腹が痛くなりその地下二階のトイレに行きました。

するとその日に限って、私以外の人が先に、洋式に入っていました。

今思えば、夜中に、そんな地下二階のトイレを使う人がいるわけないんですが。

私はノックをして出てくるのを待ちました。

でかいほうをするには洋式がいいからですが、いっこうにでてきません。

気分が悪いのか、倒れたのかと思い、上から覗いてみたら誰もいませんでした。

あー、たまたまドアが堅かったんだと、私は、洋式をこじ開けて、洋式に入りました。

すると、誰かがトイレの部屋に入ってくるではありませんか。

まー、ここはよく使うのかな、女性は大きい方をしているのはあまり見られたくないしなと思いました。

しかし、隣に入っているのか、どうかよくわからない歩き方でした。

すると、隣の壁から




コ、コ、コ、コ、と叩く音がして、だ、だれが叩くんだ?

って疑問に感じて、どうされましたか?って聞いても返事がなく。

うーん、気持ち悪いかもと、そうそうにトイレを済ませ、さ、手を洗おうとして、鏡を見たら、

何本もおいでおいでをする手がトイレの半開きのドアから見えてしまいました。

うーん、あー、乱視がひどくなったんだなと、後で隣に入った人が気持ち悪くなって助けを呼んでるんだなと、振り向くと誰もいませんでした。

後日、その話をリハビリの先生にしたら、あまりにも手を見てしまう人がいるからと使用禁止になったんだそうです。

見えるときはドアの下から何本も手が見えるそうです。




 

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