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【怖い話】何の明かりも持たずに一人で車道を歩く男性

      2017/10/18

三年前の深夜2時頃、富士樹海の中を通る道を、高校時代の友人と二人で私の運転する車で帰郷の為に走っていた時のことです。

この道は実家に帰る時に毎回使う走り慣れた道なのですが、車のライト以外一切の明かりが無く、しかもかの富士樹海だし深夜2時だしで流石に少し緊張しながら運転していました。

この道はカーブの連続する道で見通しが悪い為、普段は余りスピードを出さないのですが、この時は早く通り抜けたい思いからいつもよりスピードを出していました。

いつもより速い速度でカーブを抜けた瞬間、私の目に飛込んできたのは、何の明かりも持たずに一人で車道を歩く男性の姿でした。

間一髪ハンドルを切り、その男性を避け事なきを得たのですが、こんな時間にあんな所にいたあの男はひょっとしてこれから自殺する所だったんじゃないかと友人と話をして、ガクブルしたのを覚えています。

実はこの話は、つい一月前まではまったく忘れていた話でした。

今年のお盆に実家に帰るために、またこの道を、しかもまた深夜に走った時の事です。

カーブを抜けた瞬間、また、明かりも持たず歩く男性が居たのです。

しかも、今回はハンドルが間に合わず男性を避けることが出来ませんでした。

しかし、すぐ車から降りて男性を探したのですが、なぜか男性が見付かりません。

しかも、車のフロント部にも傷一つ無いのです。

その瞬間、唐突に思い出したのです。




この場所が3年前と全く同じカーブである事、男性の背格好が3年前のあの男と全く同じであったことを…。

私は、一目散にその場から離れ、一人で運転する恐怖に耐えられず、そこから一番近いコンビニで朝を待ったのです。

次の日、近くの大きい神社に行き、事情を話し私と車両方ともお払いして貰いました。

そこの神社の方の話によると、恐らくその男性を(が)最期に見た私が通った事で、成仏していないその男性の魂が生前の行動を再現しただけであると、別に害は無いけど私はその場所へは余り近付かない方がいいとも言われました。

まあ、もとより、頼まれても二度とこの道を使うつもりは無いのですが…。





 

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