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【怖い話】五十六番目に話をしたのは…

      2017/08/21

伊集院光の話。

伊集院はTBSラジオで深夜番組を長いことやっていた。

ある日、その番組で「百物語」をやろう、ってことになった。

恐い話を知っているスタッフ、一般の人

そして勿論伊集院自身も一人一話づつ話していって

蝋燭の炎を消していく…といったカタチだ。

当日になり、キチンと百人集まった。

「じゃあ、始めようか。」

伊集院が一話目を話し、続いて二話目、三話目、と続いていく…

九十八話、九十九話、そして、百話目…

だが、話し終えてしばらくしても、特になにも異変はなかった。

「なんだぁ~、結局何も起こらなかったな」

軽く落胆しながら、百人は打ち上げをするために居酒屋へ向かった。

酒のせいか、百人とも馬鹿騒ぎをしている。

その中の、一人が言った。

「ちくしょ~、俺も話したかったな~、せっかくとっておきの話だったのに」




その一言を聞いて、酒宴をしている空気が凍った。

「だって百人しかいないんだぞ?どうして話してないんだよ!?」

百人は、放送されたラジオの録音テープを聞いてみた。

五十六番目…その音声は聞こえてきた。

「…俺が死んだ時にさぁ~…」




 

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