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【怖い話】ニュース番組で自分を使って事件を起こす

      2016/12/26

1974年7月15日。

アメリカのフロリダ州、ABC放送系列のサラソタ局では

「サンコースト・ダイジェスト」

というニュース番組が生放送されていた。

画面はちょうど29歳の女性レポーターである、クリスティーヌ・チュバックがしゃべっている場面であった。

放送の途中、クリスティーヌは

「ただいまから流血事件をカラー映像でお送りいたします」

といったかと思うと、そばにあった机の引出しをあけ、

中から38口径のビストルを取り出した。

そして他の人があっと思う間もなく、

そのままピストルを自分の頭につきつけ、引き金を引いたのだ。

「バーン!」

と、銃声が響き渡る。




突然画面が消え、しばらくして映画番組に切り替わった。

この時のテレビ局側の対応が、
やらせではなく、本物の自殺であることを物語っていた。

後に分かったことだが、この放送中の自殺の前、
彼女は知り合いに遺書を託していた。

その遺書の中には自分の自殺劇のニュースの原稿も書かれていたのだ。

「クリスティーヌ・チュバック記者は15日の朝、ニュース番組を生放送中に、その番組の中でビストル自殺を図りました。クリスティーヌ記者は、すぐにサラソタ記念病院に運ばれましたが、意識不明の重態です」
実際は重態ではなく、14時間後に死亡した。




 

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