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【怖い話】グルグル回る犬くらいの大きさの何か

      2017/06/16

大学生の頃のこと。

真冬の早朝バイトから帰って来たあと

ついコタツの中でうとうとしてしまった。

そのコタツの回りを、犬くらいの大きさの何かがグルグル走りまわっているような気配で目が覚めた。

しかもソイツはくすくす笑いながらどんどんスピードアップ。

「あー、私今寝ボケてるんだなー」

と思った瞬間、ソイツは

「○○~!クスクス」

と私の名前を呼んだ。

しかもその呼び名は、私が小さい頃のもので今そんなふうに呼ぶ人は誰もいないはず。

変なこともあるもんだなぁ、と思いつつ、学校へ行くために化粧を始めた。

ちょうどその時に化粧水が切れていたので買い置きの分のビンを開けた。




そして空のビンと封を切ったばかりのビンを並べてコタツの上に置いたまま出かけてしまった。

授業が終わって帰ってくると、コタツの天板の上には何もなく、中敷の上に空のビンが1本だけ転がっていた。

それは間違いなく私が今朝開けた方のビン。

それにしても中身が空っぽで

あたりには化粧水のこぼれたような形跡もまったくない。

誰かが入ったような気配もない。

いったいアレは何だったのか今でも気になるんだけど

こうして書いてみるとあんまり怖くもない話だなぁ。





 

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