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【怖い話】エレベーターの中で助けを求められた…しかし

      2017/06/13

俺が昔住んでたマンションのエレベーターに乗っていた時に起こった話をします。

昔俺が住んでたマンションは4階立てで建設から結構経っている所だった。

だがそのマンションはいわくなど全くなかったんだ。

そして俺がそのマンションに住んで6ヶ月程、経ったある日にそれは起きた。

その日は学校だったので朝の8:00くらいに家をでた。

そして、俺は当時4階に住んでいたのでいつも通りエレベーターに乗った。

しかし、あることに俺は気付いた。

エレベーター内の壁にスプレーかなにかで書かれたと思われる字で

「た」

と書いてあったんだ。

俺はどっかの馬鹿がイタズラでもしたか…

と軽く流し、学校へ急いだ。

その日は普通の授業で夕方6時には終わった。

そしてその後、友達と遊びに行くことにした。

だが、俺が不覚にも急いで出たので携帯を忘れた事に気付いた。

友達は別にいいじゃん。

というが俺は携帯が気になって仕方ないので一旦取りに戻るよ。

と言い家に帰った。

学校から家までは4駅程しかはなれていないのですぐついた。

そして俺ははやくしなきゃなーと思いエレベーターのボタンをおした。
「チン」エレベーターのドアが開いた。

人は乗っていなかった。

だが代わりにエレベーターの壁、そして天井、床に先ほどの「た」という字のかわりに

「す」

という文字と

「け」

という文字が辺りにびっしり書かれていた。

俺は手の込んだイタズラだな…

と思ったが、友達を待たせていたので若干気味が悪かったが

急いでエレベーターに乗った。

ブーーーーン…

エレベーターは2Fへとあがった。

「チン」

エレベーターが止まった。

だれか人乗ってくるのかな…

だがそこには誰もいなかった。

「なんなんだよ…たくこっちは急いでんだ」

俺はただ焦っていたので階段で行こうか迷ったが

先ほどから全力疾走していたので、足が痛かったのだ。

エレベーターはまた動き出した

ブーン…

「チン」なんとまたエレベーターは止まったのだ

「はやくしろよぉお…」

扉が開いた。

そして、またしても誰もいない。

「くそ!なんなんだよもう階段で行こう…!」

そう思い俺がエレベーターを出ようとしたその時

ガタガタガタガタ…

エレベーターが揺れた。

俺は突然のことに尻餅をついて倒れてしまった。

「な…なんなんだ!?」

俺が不意を突かれていたその時エレベーターの扉が閉まった。

「あああ!や、やべえ地震とかあると閉じ込められたりするんだよな…」

俺は焦った。

が、その時揺れは止まった。

だが、俺はあることに気付いた。

先ほどのイタズラ(?)の文字が

「て」

に変わっていたのだ

た…す…け…て…

静かな。

静かな声がした。

俺はあまりのことに呆然とした。

そのとき声がまたした。




俺にしか聞こえないような静かな静かな音で

「た…す…、け…て…」

そのときエレベーターが外側から殴られているかのように

ドンドンドンドンドンドンッ!!!

「うわあああ」

「た…す…け…て…」

ドンドンドンドンドンドンッ!!!

「俺には何もできねええよおおお」

俺は無意識に叫んだ。

そして気付いた時には、どこかのベッドの上だった

「お、目覚ましたか?」

待たせていた友達の声だった。

俺は

「な…な…どう…どういうことだ…な、」

俺はパニクっていた

「落ち着けって。あまりにもお前が遅いから見に行ったんだよ。そしたらエレベーターの中でお前が倒れてたんだよ。だから急いで救急車呼んでさ。ここは○○病院だよ。」

と友達が言った。

「…そうだったのか…。なあお前も見ただろ!?エレベーターの壁のラクガキ!あれ書いたやつが絶対なんかしたんだよ…」

俺は必死にそういった

「ラクガキ…?なんだそれ?エレベーターの中にラクガキなんてなかったけどな…お前は今パニクってるだけだってとりあえず落ち着け」

俺は呆然とした。

つまり、エレベーターのラクガキは俺にしか見えてなかった

それとも幻覚だった。

そしてあの声も幻聴だった。

俺…疲れてたのかな…

その日は病院で休み、三日後には学校へ普通に行けるくらいに回復した。

しかし、いまでもあのエレベーターの近くを通ると嫌な気分になるんだ。

と、ここで終わりたかったんだがこの話には後日談がある。

それは俺が倒れたあの日から一週間経った日だった。

その日は学校は休みだったので、家でゴロゴロしていたんだが

ピンポーン…

チャイムが鳴った。

俺がでるとそこに立っていたのは母と仲の良いお隣のおばさんだった。
おばさんは

「こんにちわ。今日は学校ないの?」

「ええ。今日は休みなんですよ」

「あらそう…お母さんはいない?」

「あ、ちょっと出かけてます。なにか?」

「あ、いえ…あのね…ここのマンションエレベーターあるでしょ?」

「ええ…」

「あのエレベーターの天井裏で今日の朝。死体が見つかったんですって」

「し…死体!?」

「ええ…詳しくはわからないんだけど匂いに気付いた下の人が通報したらしいわ。」

「そう…なんですか…」

どうやらあれは幻聴でも幻覚でもなかったみたいだ。

あれから俺はエレベーターを使うのは極力さけている。

だってまた

助けを求められたらいやだろ?

この話はこれで終わりです。

俺はいわゆる家庭の事情というやつでこのマンションから引っ越しました。

内心ホッとしたのは言うまでもないですね。





 

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