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【怖い話】まるで一家族いるかのような物音

      2018/04/10

結婚し、いままでの住居が手狭になったので、私の祖父が持っていた家に引越し。

そこは都心に近くその割りに静かでしかも家自体建築が凝っていて、私好み。

「しかし、こんないい物件よく見つかった…っていうか提供してくれたよな」

という一抹の疑問はあったものの、そこに引越しをすませたその日の夜。

2階で横になっていると、どこからか不振な音が微かに聞こえる。

その音は

ガリガリ…とも人が歩き回ってるようにも聞こえる不思議な音

だったが、

「ネズミでもいるんだろう」

と明日ネズミホイホイを設置することを決意して、それ以上は気にせず、その日は眠りについた

しかし、仕掛けたネズミとりにネズミはかからず、そして歯形や食べ物が荒らされるといったネズミ特有の現象も見られなかった…

音以外には

ある日、私が自室でぼんやりしていると夫が

「こんな夜中に何はじめたわけ?」

と憤然とした顔で入ってきたので

「何って…別に何も」

と答えると上で(夫は一階の部屋使用)飛んだり跳ねたりドスンバタンと大変うるさい、とのこと。

しかし、私はそんなことはしていないので

「単にぼーっとしていただけ」

と答えるしかなく夫は夫で

「じゃさっきからの音はなんだよ!?」

とやったやらないで、口論になった。

「…!」

口論の途中、2人ほぼ同時に気がついたのだが、私がいた部屋は夫が寝ていた部屋の上に位置してはいなかった。

つまり、夫の部屋の上は誰もいない、はず、だったのである。




その後も我が家はうるさかった。

夫婦2人しか住んでいないというのにまるで、

大人最低4人+子供3人+大型犬一匹+ネズミ2匹が同居しているかのようである。

今も、机の前の壁の向こうから咳をする声、テレビをつけている時のような耳障りな合成音声その他諸々の音が響いている。

もちろん壁の向こうに誰かがいるという事実はない(隣家との間には庭がある)

目には見えない同居人との生活はいつまで続くのだろうか…

このことを知ってたから祖父は、私たちにこの家を提供してくれのか!?





 

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