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【怖い話】ただの野犬かと思ったら別の何かでした…

      2017/05/17

オレが小学生の頃、キャンプが大好きで夏休みは毎年Y○CAなんかの長期キャンプに出かけていた。

当時のオレは幽霊とかそういう物は一切信じていなくて

真っ暗な夜の森なんかも一人でも物怖じもしませんでした。

小学校5年生の夏の信州サマーキャンプで夜に肝試しをやった時の話。

その肝試しは、男女4~5人でグループを組んで、宿舎からすぐ裏の山の中腹にある廃屋まで行って、そこの中に置いてあるカラーボールを取ってくるという内容でした。

オレはかなりのバカだったので、一緒に行かずに常に先回りして、メンバーを脅かし、もてあそんでいたのでした。

オレのグループは一番最初の組だったので、脅かしながらにふっと思いついたのが、廃屋に先回りして仕掛けを作ってもっと脅かしまくってやろうと。

オレはダッシュで山道を駆け上がり、廃屋にたどり着いたのとき、なにやら廃屋のなかから物音がしました。

そのときオレは

きっとリーダー(引率の先生や大学生?をそう呼ぶ)が先回りして、廃屋で脅かすつもりだな…

と思ったので、逆に脅かしてやろうと、裏口見つけてそこからはいったのですが、廃屋のなかにいたのは

犬ぐらいの大きさの動物で、くちゃくちゃと音を立ててなにかを食べていました。

これはマズイと思って、足元にあった、おかず皿を投げつけたのですが、それが見事なぐらいに頭にヒットして、

”キャン”

と凄まじい悲鳴をあげました。

やった!これで追っ払える!と思ったのですが

その動物はこちらを睨みつけただけだったので

さらに手に持っていた皿を投げつけ、当たったと同時にその動物は

たしかに人の言葉で”ゆるさない”とか”ゆるすまじ”みたいな事を叫んだのです。

さすがにこれにはおどろいて

一目散に逃げて宿舎まで戻り、事の次第をそこにいたリーダーに話したところ




2~3日前から、麓の村に野犬が出て鶏が何匹もやられたので、注意をするようにと言われていたらしく、人の言葉はともかくとして、野犬が出たと判断したようで、安全の為に肝試しは中止になったのでした。

その後の夜、その事を同じ部屋の仲間に話したのですが、それがきっかけで怪談話が始まって、みんなで布団なかでゴソゴソと話していたときでした。

床の下からゴソゴソと音がしたのでした。

みんなが何だろうと聞き耳立てて聞いていたところ、

その音は止んで、

”覚えていろよ”

と一言叫び声が聞こえました。

他の仲間も声をはっきり聞こえたらしく、何人かがパニックになり、収集がつかなくなり、リーダーを呼んでようやく落ち着いたころには、もうほとんど朝でした。




 

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