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【ハルさんの怖い話】その後…ハルさんの身に起こったこと

   

<ハルさん投稿ありがとうございます>

※ハルさんからはかなり以前に投稿を頂いていたのですがUPするのが遅くなってしまいました。この場を借りてお詫びいたします。<管理人>

お久しぶりです。ハルです。

覚えていますでしょうか。

地下駐車場の話をした者です。

その後あった話を簡潔に書いてみようとおもったのですが、長文になってしまいました。

そのマンションを引っ越した後、初めて遭遇したのは小学校の体育の時間でした。

その日は体調が悪く、木陰で図書室から借りた本を読んでいました。

その見学組の中にはAちゃんも居ました。

彼女は病気がちで体が弱かったらしく、体育の見学や学校を休むのも珍しくありませんでした。

問題は授業の中頃に起きました。

私は多少熱とダルさがある以外元気でしたので、本を読むのに飽きれば体育をしてる皆を眺めたりしてたのです。

ですが、その時は何かザワザワというか、何とも言えない感覚に襲われ、「熱が上がったのか?」程度におもったのですが、原因はすぐ見つけられました。

犬です。

真っ白な。

どこから入ったのか知りませんが、遠目に見ても大型犬のそれは、ゆっくり運動場を闊歩しており、目を引くには十分でした。

けれどおかしい。

運動場に居る子達や先生、誰も気づいていない様子です。

私が釘付けになってるとAちゃんが急に話かけてきました。

「ハルちゃん、見えるの?」

「は?」

「ハルちゃん、あの犬みたいな奴見えるの?」

「あー、うん、どっから入ったんだろうね」

私はAちゃんとそんなに話した事もなく、なんとなくその真っ白な犬にも違和感を覚えてたので、空返事でそういった具合に返してました。

けど、次の瞬間、違和感に気付き、全身が硬直しました。

下半身、後ろ足辺りがないのです。胴体下半分切断されたように、スッパリと。

見間違えたかと何度見ても、下がない。

それなのに普通の犬のように歩いてる。

おそらく幽霊と呼ばれるものなのでしょう。

ですが初めてそういったものに遭遇した私は、ただ強ばることしかできません。

「ハルちゃん、ハルちゃん、大丈夫だよ。見なければ大丈夫、私とお喋りしてよ。ね?ほら、こっち見て。大丈夫だから」

それからは、なんとかあの犬に意識を持ってかれないようAちゃんの話す言葉言葉に意識を集中させました。

授業が終わる頃、あの犬はいつの間にかいなくなったました。

彼女はよくそういったものを見るらしく「アレはなりかけか、なり下がる途中じゃないか」と言っていました。

今思えば神格化するか悪霊化するか、の意味だったのかなと。

他にもその土地では色々ありましたが、今はこれだけ。




2

引っ越してきたばかりの頃、父が突然、ここの土地の神様にお参りに行こうと言い出したのがきっかけです。

元々そういう類いは信じない人だったんですが、前回の土地では色々あったものですから挨拶も兼ねて、と言うことでした。

結構な田舎で、神社は山中にあり、また道も綺麗に舗装されてはいないようなとこでした。

駐車場につき、本殿に向かう道中、参拝用の道は綺麗なものの、すぐ横にある森林は1度入ってしまったら方向感覚を失ってしまいそうな位は、鬱蒼としていました。

先に母に異変が訪れました

「体がダルい、気持ち悪い」

しかし、父はそれを相手にはしませんでした。

「どうせ車酔いだろ」

暫く歩きましたが、やっぱり違和感です。

山中にある神社だからなのか、ひとっこ一人居ません。

父は私たちより数メートル先を歩いてます。

気分が悪いと言う母に肩を貸しながら、徐々に私も不気味さを感じました。

そして本殿というのでしょうか。

近づく度に背後から人の視線を感じるようになりました。

振り向くも誰も居ない。

母は、妹達を連れて来なくて良かった、等多少愚痴も交えながら、どうにかこうにかたどり着いたのです。

神主さんも巫女さんも居らず、お賽銭をいれ、手を合わせ、さて帰るぞ、となり、来たときとは別の道を辿りました。

父は相変わらず先を歩き、母は気分が悪いと言い、私は訳の分からない視線が気になり…。

ですが、参拝直後、駐車場に戻る際、視線に変化が起きました。

さっきまでは背後からだったのに、私たちが進む先で視線が待ち伏せるようになり、前方からの視線に変わったのです。それに伴い、参道脇道の森林にも人影やら何やらが蠢く様子を見てしまう始末。

なんだここは、と思ってると、母が小さな叫び声を上げました。

すると、さっきまで私の肩を借りゆっくり進んでたのが、私の手を引き小走りになり、あっという間に父に追い付いたかと思えば父の手を引き、正に逃げるように神社から離れ、鳥居をくぐり、くぐった瞬間また、「すみません、すみません、申し訳ありません」と、母が神社に向かって謝り出す。

とにかく早く離れろとの母からの指示で父も急いで神社を離れた。

曰く私たちは、出入り口を間違えたらしい。

本来なら、参拝者が出るべき鳥居から中に入り、入るべき場所から出たので神社に住まう?ものたちが騒いだそうな。

このとちでもまだ色々ありましたが、それもまた別の機会に。

案外大方の土地には色々あって、気づく人気づかない人がいて、どちらも知ってか知らずかタブーに触れないよう、過ごしてるのかな、と今では思います。





 

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