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【ゾッとする話】逆襲!力関係を分析して一人ずつ仕返し

   

オレと友達が実際にあった話。
ちなみに幽霊はでてこない。

オレの友達(以後M原)は高校のころイジメっ子だった。

仲のいい仲間数名(オレ含む)とつるんでいたが、その内、M原を含む3人は、1人の生徒に常習的にイジメを行っていた。

イジメられっ子(以後W部)は痩せていて、色白で、メガネで、暗く、口を開いたと思ったら、理屈っぽくこ難しい事をボソボソ喋る、いかにもってやつだった。

オレも見ていてイジメたくなる気持ちはわかったが、M原を含む3人は、ちょっと行き過ぎだと思っていた。

殴る、蹴るは当たり前。顔に油性ペンで落書きをする、トイレでオナニーをさせる、女のスカートめくりを命じる、他クラスの水泳の時間に女子更衣室に忍び込ませる、…ぶっちゃけこの辺まではオレも一緒におもしろがっていた。

しかし、イジメはエスカレートし、殴るのも吐くまで腹を殴ったり、2階から植木(垣根?)の上に落ちても大丈夫か試すといってそいつを2階から植木の上に突き落としたり、そのうち金まで要求する始末。

オレらもさすがに引いていたが、その3人はそれらを喜々としてやっているようだった。

M原は当時、いわゆるオレらのリーダー的存在で、イジメをやめろとはみな言い出しずらかった。

もちろんオレも含めて。

ある日、イジメっ子3人の内の1人、Y下が朝登校して教室に入って来るなり、既にM原にイジメられ、ふんじばられているW部に凄まじい回し蹴りをお見舞いした。

W部の口と鼻からはすごい量の血が溢れ、咳き込むW部の口から折れた歯が落ちた。

オレらはさすがにいつものイジメと違うテンションのY下に驚き、止めに入った。

「こいつマジでぶっ殺す!」

と息巻いているY下を皆で羽交い締めにした。

その場は収まったが、Y下はその日の内に停学となり、途中で家に帰された。

オレらは帰り、いつものメンバーで自宅謹慎を命じられているY下の家に行った。

Y下の部屋に入るとガラスが割れていた。

「Yちゃん、これどしたん?」

聞くと、

「昨日の夜猫の死体が投げ込まれたんじゃーや、絶対W部じゃ、あいつマジで殺す!」

なんでも猫がズタズタに切り刻まれた死体がY下の部屋に投げ込まれたらしい。

深夜の2時に。

なんでW部なのか聞くと

「あいつしかおるまーが」

という。

M原が
「明日W部に聞いちゃるよ。もしそうだったら連れてきたるけー。でもツラなぐったらばれるけー腹にせーよ」

次の日、W部は休みだった。

それから3日後、やっとW部が学校に来た。

M原はさっそくW部をトイレにつれだし、猫放り込み事件について問いつめた。

オレも一緒にいたが、どうせW部が犯人でも言うわけないなと思っていた。

すると、

「そうよ、オレがやったんよ。それがどしたん。」

これにはビックリした。

M原も
「はぁ?」
と言って次の言葉が浮かばないのかしばらく黙っていた。

W部は続けて

「次はM原んとこじゃけぇ」

と言った。

M原は怒り狂ったように、W部を殴りはじめた。

オレらは必死で止めたが、もうW部の顔はボコボコ。

Y下に続き、M原まで停学になった。

取り残された1人のイジメっ子(T城)は1人ではイジメができない。

次の日W部はボコボコの顔のまま学校に来て、ニヤニヤ笑いながらT城に、
「今日はなんもせんのん?」
と言ってきた。

「あ?お前なめとんか?殺すで!」

といいつつ、T城は手が出ない。

「T城、やめーや、ほっとけ。」

と言ってなだめていたが、

「1人じゃなんもできんのんじゃろ?」

という言葉にキレ、椅子でW部を殴ってしまった。

とうとうイジメっ子3人は全員停学になった。

ある日、いつもはM原と帰る道中、1人で下校していると、遠くから呼び止められた。見るとW部だった。

「○○君(なぜかオレは君づけ)M原ん家行くん?」

「いや…別に。帰るよ」

M原の家はオレの下校途中の道にあった。

オレはW部を無視して歩き続けたが、W部もついて来る。

もしかしてこいつM原ん家に…?と思い。

「おい、お前どこ行くんや?」

と聞くと、急に持っていたカバンを開け、中からなにか取り出した。

それは黒いゴミ袋で、オレは猛烈に嫌な予感がした。

W部はさらに黒いゴミ袋に手を突っ込み、中から、真っ赤な猫の死体を取り出した。

長そでの白いシャツの袖が猫の血で真っ赤になっていくのもお構いなしで、W部は猫の死体を片手にオレを見てニヤニヤしていた。

あれはマジで忘れない、17才のトラウマになっている。

唖然とするオレをおいてW部は道を歩いて行った。
当然その猫はM原の家に投げ込まれ、その晩T城の家にも石が投げ込まれた。

両方の家は警察に被害届を出し、猫の死体を持っている所を目撃されたW部は補導され、学校も停学になった。

そしてW部はそのまま転校していってしまった。

この事件は3面記事で新聞にも載った。
イジメについても噂がたち、3人もさぞ肩身の狭い思いをしただろう
(当然と言えば当然だろうが)。

それから十数年経ち今に至るが、それからあの頃の仲間とは疎遠になり、オレも結婚して、昔のことはすっかり忘れていた。

思い出したのは同窓会でのこと。




昔の仲間に会えるのがとても楽しみだった。

W部のことも思い出したが、そんな話はしなくていいと思っていた。

当日…なんとW部が顔を出していた。
しかもM原、Y下、T城と同じ席で。

オレはビビったが、もしかしたら仲直りしたのかもと思った。
オレらも30近いし、大人の話もできる。
オレも昔はすまなかったと一言言おうと思っていた。

輪になってる所に行き、
「よー、久しぶり!みんな元気しとった!?」
陽気に声をかけた。

すると、最初に口を開いたのはW部
「○○君、久しぶり。」

…後の連中からは返事がない。

「あれ!?どしたん!?テンション低いね?」

動揺を隠し、陽気に続けた。

すると、M原が唐突に
「お前、W部に謝れや、昔のこと。」
と言った。

オレはびっくりして
「どしたん?急に…」
と言うと、W部は
「○○君はええよ。オレのこと殴らんかったし。」
とM原に言った。

M原はそのまま黙ってしまった。

その後、オレはM原やW部のいる所から離れて酒を飲んでいた。

そしてW部がトイレに立ったのを見計らって、そこに行き、
「おい、どしたん?なんかあったん?」
と訪ねた。

みんな黙っていたが、Y下がこう言った。
「いや、なんでもないよ。気にせんで。」

そのままみんな何も話さない。

しまいには
「オレらにはあんまり喋りかけんな。」
とまで言われてしまった。

戻って来たW部は浮いているのもお構いなしに皆に喋りかけまくっていた。

そのうれしそうな顔を見て昔ネコを片手に笑っていたW部を思い出し、怖くなったオレはみんなに黙って帰ってしまった。

その後、M原、Y下、T城、それぞれに電話をかけ、何があったのか聞こうと思ったが、みんな何も言わず、M原には
「二度とかけてくんなや!!」
とどなられてしまった。

オレらの間ではなにか弱味を握られているとか、噂がたっているが、結局本当のことはわからず、それから昔の仲間3人とは連絡をとっていない。

途切れ途切れになってスマンでした。
オレの十数年前からちょい前にかけての怖い体験。




 

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